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三十話 ページ31

その場を離れようとしたら、足元に銃弾が飛んでくる
足止めのためか、当てる気はなかったようだ



「待ちなさい」



蘭丸の後ろの陰から銃を持った女性が姿を見せた



「濃姫さまっ!」

「大丈夫よ、蘭丸君。、、、それで貴方は何者かしら?」



駆け寄った蘭丸を見る限り濃姫、、さんは怪我でもしているのだろうか
濃姫さんからの鋭い眼差しにその疑問を後にする



「うーん、どの軍にも付いて居なかったら豊臣軍から狙われてる雲雀Aです?」

「、、どの軍でもない?」



まあ、疑われるよね〜
どうやら今一番力を持っているのは豊臣軍だし、普通だったら強い勢力の下にいるのが安全だ
といっても、嘘を言っているわけでも無いし信用してもらうしか無いんだけど、、


「とにかく僕は寝床を探してるだけだから」

「貴方が私達のことを話さない保証はできないわ」

「豊臣軍にわざわざそんな情報は渡さないし、、もしかして他にも隠れなきゃいけない理由あるの?」



僕がそう尋ねると2人は目を丸くした
一般常識だったりする?



「おまえ本能寺であったこと知らないの?」

「私達はそこで息を引き取ったことになってるのよ」



なるほど、本能寺の変は起きたけど死なずに此処でひっそりとと暮らしているのか



「あー情報には疎いもんで」

「、、、いいでしょう。蘭丸君を手助けしてくれたのだから一夜ぐらい泊めてあげるわ」

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美空 - 続きが気になります。ゆっくりでかまいませんので更新頑張ってください。楽しみにしてます! (2018年1月2日 3時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
狛犬助(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます!ゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いします (2017年12月22日 22時) (レス) id: 186f9b8b14 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年10月12日 22時) (レス) id: 3e979471d3 (このIDを非表示/違反報告)
ナリク(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます! (2017年3月16日 23時) (レス) id: 186f9b8b14 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ばさらは”婆娑羅”と書きますよ〜 (2017年3月14日 11時) (レス) id: 6aaa5d01f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナリク | 作成日時:2017年3月5日 2時

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