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甘味(リク) ページ48

伊黒「A」

貴『ん?』

突然呼ばれたと思い後ろを向くと

小芭内がいた

貴『どーした?』

伊黒「お前が前に食べたいと言っていた甘味が手に入った

屋敷に来ないか?」

なんと!あの甘味は中々手に入らず苦戦してたんだ!

貴『いく!』

伊黒「分かった

今からでもいいか?」

貴『勿論!』

そーいえば今日は小芭内も私も非番だったなぁ!

小芭内の元まで行くと何故か

ふふっと笑って頭を撫でられた

なんでだろ?

伊黒(こんな気の許した顔…一般隊員は知らないんだろうな…ふふっ気分がいいな)

屋敷に着くと

相変わらず整理整頓の行き届いた部屋に通された

伊黒「ちょっと待っててくれ」

貴『はーい』

と小芭内は台所に行ってしまったが

鏑丸はこの部屋に残った

貴『〔なぁ〜鏑丸…最近刺激が足りん…どーすればいいと思う?〕』

人間には聞き取れない蛇語で鏑丸に問うと

鏑丸〔ふむ、諦めろ!…ほら撫でていいぞ〕

と、謎のドヤ顔を見せつけられたあと

腕に登ってきた

貴『ンッ…少しくすぐったいな…ヨシヨシ』

頭を撫でてやると

さらに登ってきて頬に頬擦りしてきた

貴『ふむ、中々にかわいいな』

伊黒「そうかそうだろう?」

ぎゅっ

貴『ッ!おっ、おお小芭内!』

伊黒「なんだ、そんなに人肌恋しいなら鏑丸ではなく俺でも構わないだろ?なんだ、俺では(ぐちぐち」

突然抱きついてきたかと思えば

耳元で無駄にいい声で

只管ぐちぐち言われるとゾワゾワするものがあるなっ!

貴『おっ、小芭内…そのッ…耳元で喋るなッ!』

グッと顔を押すと

ムッとした顔をしたまま隣に座った

そして何故か腕にもたれるように抱きつかれた

伊黒「鏑丸に構うな…構うなら、俺にしろ」

真っ赤な顔で上目遣いって

顔がいい奴がすると本当に効くよな

貴『なら、小芭内が刺激をくれるの?』

そっと綺麗な顔に手を添えると

小芭内は少し考えて頷き

何故か包帯を外しだした

伊黒「と、その前に鏑丸

お前は向こうに餌を用意したから食べておいで」

そう言うと巻き付いてた鏑丸は素早く離れて

部屋を出てしまった

伊黒「よし、人…蛇払いは出来たな」

え、なに…私今からなにされるわけ?

と内心心配してると

小芭内が持ってきてた甘味を口に挟んで

勢いよくこっちに倒れ込んできた

そしてそのまま

・→←私/俺のお兄ちゃん(リク)



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美月(プロフ) - 白龍さん» リクエストありがとうございます!誰がいいとかありますか? (2020年3月5日 13時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - リクエストなんですが、柱の人とイチャイチャさせてほしいです。 (2020年3月5日 10時) (レス) id: 50849592fe (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ツクヨミさん» 分かりました!ありがとうございます! (2020年2月29日 15時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 美月さん» 義理の兄でお願いします (2020年2月29日 15時) (レス) id: 16854a99e0 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ツクヨミさん» リクエストありがとうございます!質問なんですが、それは実兄ですか?それとも鬼になった後の義理の兄…という意味ですか?お返事くれると嬉しいです! (2020年2月29日 12時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:8美月8 | 作成日時:2019年12月1日 1時

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