6【回想】 ページ8
その時はサスケの家に泊まった。
泊まる時はいつもサスケの部屋で寝ていた。
サスケはベットで私は布団で。
その日もそうやって寝た。
もぞもぞっと背中が動いたような気がして目が覚めた。
後ろを向くとサスケがいたのだ。
『!!?』
いや、なんで居るの!?
見た時はちゃんとベットで寝てたのに!
「ん・・・・・・どうした」
『いや!どうしたはこっちよ!!なんでここで寝てるの!?』
「・・・・・・寂しくなった」
『っ!』
潤んだ目が私を見ていた。
そして私の背中に顔をうずめた。
「・・・・・・」
『・・・しょうがないわね』
私はそのまま寝た。
・・・そこからサスケは少しづつ変わった。
みんなの前では変わることはなかったけど私の前だけ甘えてくるようになったのだ。
最初は抱きついたり手を握ってきたり、そんな感じの甘え方だけだった。
しかし、回数を重ねるにつれて匂いを嗅いだり舐めたりするような事が多くなった。
サスケにとってただ甘えてじゃれてるだけなのだろうけど、私にとってただの迷惑に過ぎないのだ。
サスケは私に好意を抱いてるわけでもなさそうだし私もサスケの事、別に好きじゃないし・・・。あ、嫌いな訳じゃないけどね、LOVEの方で好きじゃないって意味。
分かりにくいか、ごめん。
とにかく今の甘えん坊ちゃんはこうやってできたって訳。
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嫌われ者(プロフ) - 家庭辞書の1番弟子さん» 良かったですー(*^^*) (2019年5月8日 16時) (レス) id: 18b8240267 (このIDを非表示/違反報告)
家庭辞書の1番弟子 - 楽しいー (2019年5月8日 15時) (レス) id: 78831db6d6 (このIDを非表示/違反報告)
嫌われ者(プロフ) - 刻ノ瀬月乃さん» コメント、ありがとうございます(*^^*) (2019年4月30日 19時) (レス) id: 18b8240267 (このIDを非表示/違反報告)
刻ノ瀬月乃(プロフ) - 凄く面白いです大好きです!続きが気になります。応援してます!! (2019年4月30日 19時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嫌われ者 | 作成日時:2019年4月30日 18時