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第五話 ページ5

考えるよりもまず行動しようと思い、じいちゃんに教えて貰った、付喪神がいる場所に行ってみた。

山の上の方にあったはず、というじいちゃんのあやふやな記憶を頼りに行ってみる。

その場所は、思っていたよりもずっと山奥で、足が筋肉痛になりそうだった。

ついたと思ったら、そこにはただ広いだけの空間が広がっていた。

やはり本丸の跡ということか。

広すぎる空間に向かって声を放った。

A「誰かいませんかー」

私の声は、何処にも当たることなく木々の隙間に抜けていった。

誰もいないか。そう思っていたら、
カサカサと森の奥から足音が聞こえた。

「どうもこんにちはー!人間が来るなんて久しぶりですね!」

声のする方を見ると、そこにはなんと喋るキツネがいた。

こん「わたくしは、こんのすけと言います。貴方は新人審神者さんですか?」

A「あ、いやまだ審神者にはなってないんだけど···」

するとまた、どこからか足音が聞こえてきた。

さっきよりも近付いてくるのが早い気がする。

「あ、主?主だ!」

突然来て私に主、主と連呼する。

山奥なのになぜそんな靴?と思うようなヒールに
赤色が映える衣装。綺麗に手入れされた髪に、少しボロボロになった爪。

「加州清光!その方はあなたの主ではありませんよ!」

加州清光と呼ばれるこの人は、こんのすけに叱られしょんぼりしていた。

加州「でも、主にそっくりだよ?」

なんだか色々混乱してきたため、全部まとめてこんのすけに聞くことにした。

まず、私が付けているこの赤いペンダントは、刀剣男士の本来の姿が見れるとものらしい。

これを持っていない人は、刀剣男士を見ても、普通の人間にしか見えないらしい。

そして、泣きついてきた男の人は、加州清光という刀剣男士らしい。

彼がその、お婆ちゃんが体を張ってまで守った付喪神だという。

だから主に(お婆ちゃん)にそっくりな私を主だと勘違いしたらしい。

こん「ここには、私達の本丸があったのですが、審神者がなくなってしまったので、
消えてしまいました。」

加州「ねぇ、あなたも審神者なんでしょ?」





加州「俺の主になってよ。」





_________________________


初コメントありがとうございます(´TωT`)

嬉しすぎて勉強放り投げてしまいましたよ笑

皆様にコメントを貰うと、凄く元気になれます!

これからも期待に応えられるような作品作りをしていきたいと思います!

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こだぬき(プロフ) - はじめまして!楽しく読ませて頂きました!これから主人公さんがどんな風に刀剣の皆様と関わっていくのか楽しみです!また遊びに来させて頂きます!(*^^*) (2019年4月14日 19時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
氷くん(プロフ) - 面白いです!先が気になりますね〜、更新頑張ってください!!作者さんのポジティブさ好きです(笑) (2019年4月8日 15時) (レス) id: 2d2e894556 (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 感想などを頂けると嬉しいです。 (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 国語苦手なくせに小説書いてるから日本語やばいですね。本当に申し訳ないです!(全国の刀剣乱舞のファンの方) (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴丸ダイコン | 作成日時:2019年4月8日 7時

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