光を求めた影 ページ6
青峰君に財布を届けようと、自動販売機辺りをうろつく。
そして、何人かが集まっているのを見つけた。
青峰君と井町さん、主将にコーチ。
4人が集まって、何をしているのだろうか。
気になって、足を止めた。
「だめだ。これ以上、見る価値はない。彼は降格にする」
「そんな…」
「話は終わりだ。午後に備えてきちんと体を休めておけ」
ボクが…降格?
あんなに頑張ったのに?
やっと約束を果たせたと思ったのに。
何故こんなにも儚く散っていくの。
「っコーチ!なら…オレも一緒にお願いします!次ももしだめだったらオレも一緒に降格する。だから…もう一度あいつを使ってやってください」
「!」
青峰君は、どうしてそこまでボクのことを…。
「…ない、です」
「はあ?」
「…けど!あいつはいつかオレ達を救ってくれる。なんでかわかんねーけど、そんな気がするんだ…!」
目の縁が熱い。
涙が溢れそうだ。
やはり彼は、ボクの唯一の光だった。
「黒子君」
「!水島さん!?」
「しーっ」
水島さんは、ボクの肩に手を置くと、青峰君達の方に向かって歩き出した。
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みずあいす - 通りすがりのbasara好きさん» まあ、一旦は落ち着きましたね。ですが、二章が終わればまた出てきます。その時までしばしお待ちください。 (2015年12月3日 21時) (レス) id: 94c5760bdb (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのbasara好き - 夢主が陽斗と踏ん切りついたみたいですね。これをきっかけに明るくなっている気がします。 (2015年12月3日 19時) (レス) id: 7f58478ccf (このIDを非表示/違反報告)
みずあいす - rihoさん» 内容がクソすぎてヤバイですがね。なんだよ幽霊って…。なんか小話になってきてます。続編行こっかな… (2015年12月1日 21時) (レス) id: 94c5760bdb (このIDを非表示/違反報告)
riho - イラスト描いてもらったんだね、おめでと。最近更新量が異常やな、がんば。 (2015年12月1日 21時) (レス) id: 5aa10b61f3 (このIDを非表示/違反報告)
みずあいす - rihoさん» \(^o^)/ (2015年12月1日 17時) (レス) id: 94c5760bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずあいす | 作成日時:2015年11月29日 19時