【黒バス】輪廻転生４

理不尽の始まりは汚い嫉妬 ページ6

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昼休み、私はクラスのリーダー的存在とその取り巻き達に呼び出され、体育館裏にいた。









「み、未来ちゃん…？どうかしたの？」









本当は、呼び出された理由はわかっていた。









「お前さ、最近調子乗ってんじゃね？」



「え、えぇっと…」









入学から数ヵ月経った今、バスケ部がイケメン揃いだということを知らない者はいない。
だから、私に嫉妬しこういう風に言ってくる人がいる。









「バスケ部、辞めてくれないかなぁ」



「そっ、そんな！第一、なんで私なの!?里帆ちゃんだってマネージャーじゃない…」



「それって井町のことぉ？あいつはいいのよ」



「なんでっ」









「井町には、Aちゃんがついてるカラ」









A…ちゃん？
水島Aちゃん？









「アタシら、Aには手ぇ出せないの」



「Aちゃんはいっつもうちらを助けてくれるしね」



「だから、Aのだぁいすきな親友の井町を苛めたら、Aがアタシらから離れちゃうでしょ？」









そんなの、理不尽だよ。理不尽すぎるよ…。
Aちゃんと仲が良かったらいいの？
それなら私もAちゃんともっと仲良くなったら平和に過ごせるの…？









そっか。そっか……。









「それでも私、マネージャー辞める気はないよ」

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