【黒バス】輪廻転生４

メタい真実 ページ30

「赤司君はただ推しキャラだっただけで…」



「推しキャラ？なんのことなのだよ」



「あああああああぁ…」









理解しがたい言葉に、緑間君が首をかしげる。
私はまたメタい発言をしてしまったと膝から崩れ落ちる。









「と、とりあえず！里帆は今度説明する!!!」



「お、おう」



「緑間君はちょっと来て！」



「は？」









彼の腕を引っ張り、教室の端にいく。
ずいぶん前にもこんなことがあったが、前は里帆を連れてきたんだっけ。なんてことを考える。









「さっき里帆が言ったことは気にしないでクダサイ。確かに赤司君から勧誘されたのは事実だけど、私は彼のこと好きなわけじゃないよ？」



「わかったのだよ。水島。お前の好きな人が他界したということは、井町に伝えていないのか？」



「あー……うん、だからあとで言うよ」









ひとまずこれで安心していい。
里帆にはちゃんと事情を説明するから、あとは誤解が生まれないように見張るだけ。









今日から部活も一緒だし、チャンスはたくさんある。
だから焦らずに、真実を伝えよう。

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