40 ~虹村side~ ページ4
虹村side
気付くと、Aから画像が送られてきていた。
実渕と2人で写っている写真。
これ絶対確信犯だろ…
そう思いながら久々に見るAを
かわいいなーと思いながら眺めていた。
氷「girlfriend?」
ひょっこり現れたのはタツヤ。
虹「ちげーよ」
氷「シュウは気がない女の子の画像を拡大しながら5分も見ているのかい?」
虹「…は、俺そんなに見てた?」
氷「あぁ。しかもとってもニヤニヤしながらね」
虹「マジかよ…」
氷「シュウの好きな女の子ってことでいいのかな?」
虹「おー、まぁそんなもん」
氷「遠距離だと大変だね」
虹「…遠距離以前に結構大変でな」
氷「話聞いてもいいかい?」
虹「おー」
アメリカに行くから
両想いでも好きって伝えられなかったこと、
きっと幸せにできないから
突き放してしまったことを話した。
氷「ふむ…なるほどね」
虹「昨日通話かかってきて久々に話してよ、そしたらやっぱ…」
氷「シュウは男前だけどこういうところが女々しいね」
虹「あ?」
氷「彼女に委ねているんだろう?」
虹「何を」
氷「シュウの気持ち」
虹「俺の?」
氷「彼女にどうにかして欲しいと思ってるんじゃないかい?」
Aの気持ちを分かってて
このままでいたのは
諦めるつもりもないのに
諦めるようなことを言ってみたりしたのは
結局Aに任せていたからだ。
氷「まぁこれで終わってしまうようならそれまでの関係だよ」
俺を試すように、
挑発的な目を向けるタツヤ。
虹「そうだよなァ」
氷「盗られないように、ちゃんと連絡してね」
虹「お前はどこ目線なんだよっ」
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雪葉 - はい!頑張ってください!(*^▽^*) (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - 雪葉さん» 雪葉さん、ありがとうございます!ゆっくりの更新になってしまうかもですが、気長に待っていただけるとうれしいです! (2019年9月16日 9時) (レス) id: 06f33d0a69 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉 - 虹村さんかっこいいですね~小説がんばってください!応援してます! (2019年9月16日 7時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月28日 21時