第11話 帰り道 ページ11
『……あんたには……私はそう見えているのか』
三代目「あぁ、そうだな……この里には、お主のような若者が必要だ……」
『………そうか。話は終わりか?なら帰らせて貰う』
三代目「まて。仕事は見つけたのか?」
『最近だがな……花を売っている』
三代目「はっはっはっ!お主にしては…」
『その先は言わないでくれ。頼むから」
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『失礼しました……っと』
カ「話は終わりか?」
『……居るのはわかってたが、何か悪ぃな。』
カ「悪いって、何がよ」
『お前三代目様に用事があるんじゃねぇの?だから待ってたんじゃ…』
カ「あー……………………お前を待ってたんだ」
『私を?』
そう訪ねると、少し頬を赤らめてそっぽをむくカカシ
カ「わ、……悪いか?」
『いや全く』
いや、むしろ知らねぇ誰かよりカカシの方がよっぽどましだな←
カ「じゃあ行きますか」
『ちょっとまて…………お前、前と違う本持ってるな………イチャイチャパラダイス?って面白いのか?』
カ「………Aにはまだ早い」
『ふぅん……』
今度私も買って見てみるかな……
すると、私はあることに気付く
『……そのユリの花は……』
カ「……A」
突然名前を呼ばれる
『ん?』
カ「少し……付いてきてくれないか?」
_ __ ___ __ __
そう言われて付いていくと
『ここ、墓か?』
連れてこられたのは墓地
『何でこんなところ………』
カ「ここに、俺の親友が眠っているんだ」
『!!悪い!野暮なこと聞いた…』
カ「いーよ。付いてきてって言ったのは俺だから」
そこには"うちはオビト"と記された墓
枯れた花を、新しい花に交換する
……きっとカカシは、何度もここに来ている
『……そいつも親友か?恋人か?』
次は"のはらリン"と記されているもの
きっと、女てあろう名前だ
カ「…リンは、いつも俺とオビトの手を引っ張ってきてくれてたんだ……」
『………』
カ「……親友が、オビトが言っていた。『ルールや掟を守らないやつはクズ呼ばわりされる。けれど、仲間を大切にしないやつは、それ以上のクズだ』って……あのとき俺は…」
『その先は言うな』
カ「………悪かった。暗い話だったな…」
『私も、お前みたいに何度も悔やんだよ』
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FGO(プロフ) - チーズケーキさん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂きこの駄作者、嬉しさで目から汗が出そうです!今リアルで少し忙しくなってきたので亀更新ですが読んで頂いている読者様達の為にも頑張りますね!! (2019年4月21日 10時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
チーズケーキ - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます! (2019年4月21日 8時) (レス) id: d3b3df4a73 (このIDを非表示/違反報告)
FGO(プロフ) - 雪華さん» はい!駄作品ですが、精一杯頑張らせていただきます! (2019年2月10日 17時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - こちらこそすいませんでした。最新頑張って下さいね。 (2019年2月10日 15時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
FGO(プロフ) - 雪華さん» 考えておくと伝えたのに本当に申し訳ないです (2019年1月22日 6時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:FGO | 作成日時:2019年1月12日 22時