検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:14,203 hit

No.41*龍神邪炎 ページ4

葵side


「そうか……。悪かったな」

ひと通りの話を終え、心配そうにこちらを覗いている華恋の頭を撫で、軽く微笑む

周りのみんなも心配してくれていたのか、俺が元気そうにすると、安心そうな眼差しでこちらを見た

「……そういえば、治はどうしたんだ?」

先程の話を聞くと、中也と何か話していたはず

だが、その治の姿が見当たらない

俺は、心配になって立ち上がろうとしたが、それは、何かの重みによって防がれた

「んぐっ!?」

女子とは思えない声が漏れ、華恋は「葵!?」と心配くれる

すると、扉が少し乱暴に開けられ、そこには、

「あ、起きたようだね」

「やぁ、葵ちゃん。さっきはすまなかった」

「僕も、少しやりすぎちゃいました」

「大丈夫か?葵」

「……………」

中也達(ポートマフィア)と治、そして諭吉さんがいた

「なっ!?」

「どうしてポートマフィアが!?」

医務室にいた探偵社社員達は混乱に包まれる


だが、俺は、

何が起こったのか、

どうしてポートマフィアがいるのか、

分かったような気がした


「葵は分かったようだな」

諭吉さんは、少し厳しい眼差しでこちらを見る

その視線は、いつかの大人達のような目で、

手が震えた

「!!」

「大丈夫。私がいるでしょ?」

華恋は、俺の手を握りながら、優しく微笑みかける

そんな華恋に勇気をもらい、俺は、口を開いた

























「……………………話しましょっか、全部」


_______

ちなみに、何かの重みっていうのは、中也の異能力で押さえつけられてただけです笑笑

No.42*チョコレート→←No.40*龍神邪炎



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:龍神邪炎&チョコレート x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。