二十五話 ページ26
A目線
起きるとそこは階段前の廊下だった
周りを見渡すと寧々ちゃんはまだ起きてなかったが
花子「A起きた?」
花子くんが目の前に現れ聞いてきた
A「うん、、、戻ってきたの?」
花子「ああ、そうみたい」
戻ってこれたんだ
あれ?
A「花子くん傷が、、、」
花子「ん?あ、本当だ
でもヘーキヘーキ。すぐ治るから」
と傷を隠しながら言う
A「ちょっとまって!!」
花子「え?」
私が珍しく声を荒げたので驚いている
何かないかとポケットを探ると
ん?
出してみると絆創膏と包帯だった
なんであるんだろう、、、まあいっか
A「手出して」
花子「あ、うん」
と大人しく手を出す
とても痛々しい傷だった
こんな時は
A「痛いの痛いの飛んでいけ」
花子「!?」
と勢いよく私を見てくる花子くん
A「どうしたの?」
あまりにも穴があきそうなほど見られたら恥ずかしい
花子「、、、なんでもないよ」
といつもの明るさは消えて悲しそうな顔をしていた
そんなに痛かったのかな
A「よし、もう大丈夫だよ」
花子「へーえー、A包帯巻くのうまいね」
A「そうかな?」
花子「本当に綺麗に巻けてる」
A「なんか褒められると照れくさいな」
花子「そんな頑張ったAにはご褒美あげる」ニコ
A「ご褒美?」
花子「次はAが手を出して」
と手を出すように促してくる
A「うん?」
と手を出すと丁寧に何かを指に巻く
花子「はい。もういいよ?」
見てみると
A「これって?」
薬指に赤い紐がリボン結びに結んであった
花子「俺からの御守りだよ?気に入った?」
A「御守り、、、うん!気に入った。ありがとう」
なんだろうとても気持ちがいい
今まで冷たかったこの胸が暖かくなるような気がする
そして懐かしいなこんな気持ちは
【続く】
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黒里夜桜(プロフ) - しのさん» はっ!本当だ!!しのさんご指摘ありがとうございます(ーー;) (2020年3月9日 11時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
しの - 2話読んでくるじゃなくて、呼んでくるじゃないですか?間違えてたらごめんなさい、、 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんコメント、お褒めの言葉ありがとうございます!私正直一つもコメント来ないで終わるかと思っていました(^^;おお!二番目ですね!!では二番目に1票入れときますね。読んでくださりありがとうございます^ - ^ (2020年2月28日 7時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 絵、うまいですね!私は2つ目の挿絵が好きです! (2020年2月27日 15時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん読んでくださりありがとうございます!!ここまで細かく感想を言って頂けるのは初めてなので嬉しいです!はい、更新頑張ります! (2020年2月15日 12時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒里夜桜 | 作成日時:2020年2月1日 12時