二十六話 ページ27
A目線
あれから寧々ちゃんは目を覚ました
なんかぼやっとしていたけど疲れたのかな？
すると
寧々「 はっ、、、！源くんは！？ 」
とさっきとは一変して源くんのことを声を荒げて聞いてくる
たしかに源くん見ていないな
花子「 少年なら、、、ほい 」
とポケットから源くんが出てきた
訂正しよう
人形になった源くんが出てきた
あれま、私が知らないうちに
頑張ったのね
寧々「 源くん！！」
心配する寧々ちゃんに
花子「 少年は勇敢に戦ったよ、、、 」
と勇姿を見届けたよと言いたげな様子を見せる花子くん
寧々「こんなに可愛くなっちゃって、、、」
A「頑張ったね」
と寧々ちゃんと私で源くん人形を撫でてやった
寧々「 皆、元に戻るのよね、、、？」
花子「 戻してもらうさ、彼女にね 」
と花子くんはまるで親猫が子猫を咥えるかのように狐をぷらーんと
持ち上げていた
かわいい、、、
花子「 ほーら二番、ごめんなさいは？」
二番目「 ふんっ 」
どうやらこの狐は二番目らしい
でもこんなに変わってしまうなんて
花子「 、、、きつねうどんの刑 」
と包丁を取り出して言う
二番目は怯えている
流石に可哀想なので
A「花子くん、めっ」
と頭を軽くポンッと叩いた
花子「、、、わかったよ」
と二番目を手放す花子くん
二番目「 、、、朝には戻るわよ。あたしには大した力も残ってないし… 」
と素直に話す
A「これで寧々ちゃんの友達も元どおりだね」
寧々「 よかった、、、」
安心した寧々ちゃんは次に二番目に向きなおし
ミサキ先生が写っている写真を差し出す
寧々「 えっと、まだあなたのこと許してないのよ？
怖かったけど大事なもの壊しちゃったから、、、ごめんね？」
と二番目の頭を撫でる
けどガブリッと寧々ちゃんの手を噛む二番目
寧々「 ギャーーッ！ 」
痛そう、、、
二番目「 気安く触らないで！それから、あたしの名前はヤコ！
今度は噛みちぎるんだからね 」
ヤコ、、、いい名前だね
と考えていると彼女は階段の奥へ消えてしまった
寧々「 、、、きつねうどんの方が良かったかしら 」
と噛まれた手を抑えながら言う
花子「 まーまー 」
A「多分素直になれないだけだよ？許してあげてね？」
話していると緊張が解けたのか寧々ちゃんは壁に寄っかかる
A「寧々ちゃん大丈夫？疲れた？」
寧々「うん、ちょっと疲れちゃってね、、、」
花子「ヤシロ」
寧々「ん？」
【続く】
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黒里夜桜(プロフ) - しのさん» はっ！本当だ！！しのさんご指摘ありがとうございます（ーー；） (2020年3月9日 11時) (
レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
しの - 2話読んでくるじゃなくて、呼んでくるじゃないですか？間違えてたらごめんなさい、、 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんコメント、お褒めの言葉ありがとうございます！私正直一つもコメント来ないで終わるかと思っていました(^^;おお！二番目ですね！！では二番目に1票入れときますね。読んでくださりありがとうございます^ - ^ (2020年2月28日 7時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 絵、うまいですね！私は2つ目の挿絵が好きです！ (2020年2月27日 15時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん読んでくださりありがとうございます！！ここまで細かく感想を言って頂けるのは初めてなので嬉しいです！はい、更新頑張ります！ (2020年2月15日 12時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒里夜桜 | 作成日時：2020年2月1日 12時
