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雫色の髪6 ページ8

睡眠時間を削ることは出来なかったので
読むのに3日かかってしまった。

3日ぶりの図書室。
少し緊張して扉を開ける。
カウンターでは彼が
微笑んで私を迎えてくれた。

黒<こんにちは。

「こんにちは。何だか久しぶりに感じるね」

黒<3日…だけなんですけどね。

「クラスが別だとどうしても会わないよね」

黒<僕ほとんど外出ないですしね。

「そんな気がする。本読んでるの?」

黒<読書だったり、寝てたりしてます。

「寝てるの?」

黒<部活がキツくて…

「わかる。授業中も…?」

黒<…たまにあります。

「居眠り中の黒子君、驚かしたいなぁ」

黒<悪趣味ですね?

「それほどでも〜」

黒<褒めてないです。

「あ、そうそう、これ読んだよ、自分でも驚く程
スラスラ読めて面白かった!」

黒<ふふ、良かったです。次の巻借りますか?

「是非!」

黒<今日、新巻が入ったんですよ。
夜が楽しみです。

「え、どんなの?!」

私は気になって前のめりになる。

黒子君はカバンの中から1冊の本を取り出して

黒<これで…









前のめりになった私の顔と
本から目を話した黒子君の顔とが
わずか数センチ程の距離だった。









「ご、ごめん!」

黒<い、いえ…

「じ、時間だ!またね!」




私は思わず図書室から出た。
自分でも顔が真っ赤なのが分かる。



黒<…次の巻…




近い近い近い近い。





"ドンッ"







「ご、ごめんなさい!」









??<ん?あれ、委員長じゃないっスか!









そこにいたのは
イケメンで有名の黄瀬君だった。

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設定タグ:黒子テツヤ , 黄瀬涼太 , 黒子のバスケ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:こたつむり | 作成日時:2020年1月7日 22時

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