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雫色の髪7 黄瀬ver ページ9
"ドンッ"
曲がり角で誰かにぶつかった。
A<ご、ごめんなさい
隣のクラスの委員長だ。
顔が…真っ赤だ。
「ちょ、ちょ、大丈夫?顔めっちゃ赤いけど」
A<え、こ、これは違くて
さっきその図書…いやなんでもない!
あ、えと怪我はないよね?黄瀬君は
「俺は大丈夫ッスけど…」
A<なら良かった、
私のことは気にしないで!
ぶつかってごめんね、バイバイ!
彼女は一目散に駆け出し、階段を上がる。
「図書…?図書室で何かあったンスかねー?」
別段用事もないため、
図書室に行った。
「チーっす」
"ガタッ"
「うわっ?!」
扉近くで音がし、
誰もいないと思っていた俺は思わず声が出る。
「同じクラスの…誰だっけ?」
黒<…黒子です。
真顔に見えた彼。
でも俺は見逃さなかった。
彼の耳が赤かったことを。
2人もしかして…
退屈な日常だったが
少し面白くなりそうな予感がした。
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作者名:こたつむり | 作成日時:2020年1月7日 22時