bjさんにも兄がいた2 (ページ7)

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久しぶりにやることも無くバイクのメンテをしていると真一郎から電話が掛かってきた

真「今暇か？」

『暇じゃねぇ』

真「嘘つけ！圭介に聞いたら兄貴は部屋でゴロゴロしてたって言ってたぞ！」

『暇だったら何なんだよ』

真「俺の代わりにイザナの所に行ってほしいんだけど頼めるか？」

『それはいいけどよ』

真「じゃあ頼んだぞ！」

そう言うと真一郎は電話を切ってきた
真一郎はこうやって用事がある時は俺に頼んでくるのでイザナの所に何回か1人で行ったことがある

イザナを待たせると怒ってくるので急いでバイクに跨りイザナの施設にバイクを走らせた

イ「A遅いぞ！」

『おー、出迎えありがとよ』

施設につくとイザナが門の前にいた

イ「たまたま外に出ただけだし」

『そーか、今日はなにするんだ？』

イ「今日は話聞かせてくれよ！」

『りょーかい』

施設の外にあるベンチでイザナに最近あったこととかを話した

『味方って何なんだろうな』

イ「味方？」

最近のことを思い返していると一虎のことが出てきて
つい声に出てしまっていたみたいでイザナに一虎の親のことを話した

イ「俺は親とかわかんねぇ…でもお前の味方にならなってやってもいいぞ…」

『ん？何か言ったか？』

後半の声が小さくなっていったので少ししか聞き取れなかった

イ「何も言ってねぇよ！！！」

『？』

鶴「今のはAさんが悪いよ」

『鶴蝶じゃねぇか』

鶴「久しぶり！」

鶴蝶は前にイザナに会いに行った時に仲良くなったんだけどイザナが紹介してきた時に下僕と言われた時は育て方を間違えたかと思ったわ