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バザードの家…というよりかは立派な城に招かれた。
ここまで大きな建物に招かれたことはなかったので門前で萎縮して動けなくなった。
門を見て固まってしまった私のことをバザードとユーグラムはかなり不思議そうな目で見てきた。
バ「何ボーッとしてんだ?」
『えっ!?
あ、あーその〜〜
こんな大きい門もお城も見たことないからびっくりしちゃったんだ』
バ「あれ?
お前って意外と一般人?」
『逆になんだと思ってたの?』
バ「元貴族の一人娘」
『んなバカな
男ならまだしも私ぐらいの年の女が馬も使わず狩してるって中々不自然よ』
バ「あー 確かに…?」
ユ「でもバズが貴族の娘だって思う気持ちはなんとなくわかるよ」
『君もバザードと似たようなことを考えていたの?』
ユ「似てるといえば似てる……かな
ただの旅人にしては服とか靴とか全部真っ白で綺麗だから本当は相当大切にされてきた子なのかなって
大変な目にあってたとは夢にも思っていなかったんだ」
『まぁ誰にだって思い違いはあるものだよ
大切なのは
目に映るものだけが真実だとは思い込まないこと』
バ「……
お前って何歳?」
『えっ!?
えーっと今年はまだ9月29日は来ていないから…
9歳よ!』
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律 - 私はこの作品が大好きです!更新待っています! (2022年11月2日 9時) (レス) id: e82ad0cedc (このIDを非表示/違反報告)
律 - 今回もすごく面白かったです!更新頑張ってください! (2022年10月27日 17時) (レス) @page15 id: e82ad0cedc (このIDを非表示/違反報告)
ロンヌ(プロフ) - 律さん» ありがとうございます! (2022年10月19日 0時) (レス) @page11 id: fcf45e18ba (このIDを非表示/違反報告)
律 - とっても、面白かったです!更新待ってます! (2022年10月18日 20時) (レス) id: e82ad0cedc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロンヌ | 作成日時:2022年10月11日 23時