薄桜鬼｡+ﾟ+｡黒百合ノ雫｡+ﾟ+｡壱章

＊弐幕＊ ページ4

山崎「町人によれば……

遺体には“獣の爪”に
引き裂かれたような傷口で、


夜中に透き通る“鈴の音”が
聞こえたらしいです」



土方「……なる程な…………

念の為に調べるか…………


頼めるか？山崎」



山崎「分かりました」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


こうして俺の耳に“闇鬼”の名が
行き着いたのだが…………




どうしたもんか………

そう思っていた時だった。





(《へぇ?そんなに強いんだ?その“闇鬼”って》)






(《嗚呼………しかも誰もその正体を知らねぇらしいぜ?》)







俺の耳に聞き覚えのある声が複数聞こえてくる。

…………ﾁｯあいつら！！


聞こえて来る声を辿ると、
声が徐々に大きなものとなる。





(《ほぉ?会ってみてぇな。その“闇鬼”とやらに》)





(《さ、左之さん!!会ったら“鬼の爪”でやられちまうよ!!》)





(《何だよ?平助。怖いのかぁ?》)






「何だよ新ぱっつあん！！

俺の方が新ぱっつあんより強いし！！」





(《ば、馬鹿やろっ!!声がでけぇよ、平助!》)






「あんだと平助！？

じゃあやるかぁあ！！？」






「受けて立つぜ！！」






こいつら…………！！((怒)

いい加減我慢ならねぇ………
………まとめて始末してやる。




スパァア――――ン！！






土方「テメェらいい加減にしやがれぇええ！！」






「「げっ！ひ、土方さん！？」」






総司「あっはははは！！本物が出たww」





土方「悪かったなぁ？鬼で………あ"ぁ？

昼間っから幹部が何していやがる！
とっとと持ち場につきやがれぇ！！」






そして俺はこいつらを説教をし、仕事に戻った。



平助………新八……………
後で覚悟しろ………


土方side〜end〜

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