瀬名泉 出会い ページ26
せないずside
初めて出会ったのは、確か夢ノ咲の屋上。
ダンスの個人レッスンを、たまには外でやってみようと珍しく思いたったのが始まり。
屋上の扉を開けると、先客がいた。本来見るはずの無かった、女子用の制服。けれど、それは普通科のものではなく、アイドル科のデザインとほぼ同じ物だった。
こちらに気づいた彼女は、ゆっくりと振り向く。
俺は、目を奪われた。
風の流れるままになびかせた、綺麗なセミロングの髪。陶器のように白く、透明感のある肌。長めの睫毛に縁取られた、ぱっちりとした目。桜のように薄く色付いた形の良い唇。
磨けば光る、ダイヤモンドの原石のような子。
俺の愛する、ゆうくんに初めて会った時のような感覚だった。
彼女は軽く会釈をし、屋上を出ようと俺の横を通り過ぎる。
いや、通り過ぎようとした。
彼女の動きを止めたのは、俺の腕。いきなり手首を捕まれたのだから、女の子らしい小さな悲鳴をあげてもなんら不思議ではなかったけれど、それもなく。ただ、目を大きく見開くだけだった。
｢あっ…えっ、と…｣
掴んだのは良いけれど、話題が見つからない。俺が挙動不審になっていると、何がおかしかったのかふわりと笑った。
｢なんですか？瀬名先輩｣
｢っ、なんで…｣
｢あぁ、はい。先日のライブを見させて頂きましたし…資料も貰っているので｣
それでは、と行ってしまった。
俺は普段、ゆうくん以外に触れたいとは思わない。むしろ触れたくない。なのに、彼女の体温が消えたとき、寂しくも感じた。
あぁ、きっとこれは＿＿＿
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弥佳 - あと、…の部分、真緒くんが運んで少ししたら夢主ちゃんが起きて、真緒くんが夢主ちゃんを怒ってその後、キスを…って感じです。(夢主ちゃんの目の下に濃い隈があります) (2016年9月22日 23時) (
レス) id: 0b3826c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴヨーグルト(プロフ) - 弥佳さん» 了解です！リクエストありがとうございます! (2016年9月22日 23時) (レス) id: 5e434de2db (このIDを非表示/違反報告)
弥佳 - あ、場所は学校で (2016年9月22日 23時) (レス) id: 0b3826c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
弥佳 - このお話、とっても面白いですなぁ！リクエストで真緒くんと夢主ちゃんを絡ませて欲しいですなぁ…。あ、内容は夢主ちゃんが寝不足で急に倒れてそれを真緒くんが運んで…って感じですなぁ！無理はしないで欲しいですなぁぁ！ (2016年9月22日 23時) (レス) id: 0b3826c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴヨーグルト(プロフ) - 紫猫日和さん» ああああああ!すみません!すぐに直します！ (2016年9月5日 23時) (レス) id: 5e434de2db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴヨーグルト | 作成日時：2016年7月21日 1時
