気付いた恋心。 1 ページ11
今日は休日。
特に何もない私はボーッとしていた。
のんびり、クプラさんとのトーク履歴を見ている。
何してるんだろう…私。
なんか怖いや。
「……買い物にでも、行こう」
私はそういって、立ち上がった。
まるで、自分の気持ちを紛らわすかのように。
ショッピングセンターに行った。
まずは、服。
私のバイトをしてもらっているお店に行く。
「あっ、先輩!おはようございます!」
「……あ、後輩ちゃん、おはよ。いいデザイン、選んでくれない?」
「まったまたぁ。先輩の方が分かってるじゃないですか♪」
「はいはい…もう、接客してよ?」
「あ、そうでした。まぁ先輩だから」
「良くないですー!! なめられすぎ、私」
「まぁ、そこが先輩の良いところですよっ、ね?」
はぁ…?
私はむすっとしながらそう言うと、後輩は「すみません、冗談ですって。お相手は誰ですか?」なんていって笑っていた。
「ん〜、男性」
「きゃー!彼氏出来たんですか!?」
「違う違う。まぁ、そんなわけで…面白い人で、男性に似合う服を選んでくれない?」
「はい!」
後輩は力強く返事して、店中を回り始めた。
「ざっと言うとこれくらいです!」
「多っ!成長してないよね、ホント」
「酷いですよ〜」
選ばれた服は、ざっと11点くらいだった。
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作者名:夢 | 作成日時:2017年1月18日 20時