検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:1,123 hit

第7話 ページ9

『お待たせー!待った?』

「待ってないよ!じゃあ行こっか!!」

プレゼント……服がいいかな?

でも前に買ったし……アクセサリー?

いや、もう充分持ってそうだし……。

「ねぇ、カラ松君ってどういうの貰ったら喜ぶ?」

『カラ松兄さんは………ってか何でカラ松兄さんにだけあげるの?』

「…!……そ、それは……」

『あ、分かった!カラ松兄さんのこと好きなんでしょ!』

「う、……正解です……!」

まさかの即答。

そんなに図星かなぁ…。

「………!あ、これは!?」

『んー?……っえ" っ!?』

「え、駄目かな」

『これギターじゃん!!高いじゃん!!』

だってカラ松君ギター弾いてるらしいしね。

生憎、家は少々金持ちなんでね。

「6万円……あ、余裕だ」

『マジかよ……金持ちって恐ろしい……!』

「えへっ…そうかなぁ?」

『あ、ボクトイレ行ってくる』

「ほーいっ」

トド松君が居なくなって3分ほどたった。

遅いなー…と思い、キョロキョロしていると。

不意に腕を引っ張られ、連れ去られた。

怖くなり、後を振り向くと、____






私の腕を引っ張っていたカラ松君だった。

「カ、カラ松君……!?」

もしかしてさっきの聞かれてた!?と思い

必死に彼の名前を呼ぶ。

しかし返答は無し。




路地裏に着き、カラ松君にやっと腕を離してもらったと思ったその瞬間。



ダンッ!!と音を立ててカラ松君の手が私の顔の真横についた。


所謂壁ドン。

「カラ松君……?どうしたの?」

『…トド松……と、付き合っていたのか?』

「………えっ?」

今にも泣きそうな表情で、眉毛を下げながら聞いてくるもんだから、胸のあたりがキュッとなった。






「…付き合って……ないよ?」

『……っへ?本当…か?』

コクリと頷くと、何故かここに走ってきた一松さんと十四松さんに連れていかれた。




……何だったんだろう。

第8話→←第6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:カラ松 , 夢松 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:妄想腐女子 | 作成日時:2018年3月13日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。