第9話 ページ11
あの後、カラ松君に誕生日おめでとう!!
って言って祝ってあげたら、何故か泣いてた。
トド松君とプレゼント決めに行ってたんだよーって言ったら顔赤くして『そ、そうか…』って
言われた。
なんかよく分からないけど、喜んで貰えたみたいで良かった!
カラ松side
彼女が帰った後。
俺はbrotherのトド松に聞いてみる事にした。
『なぁ、トド松…』
『なに?兄さん』
『何だか最近、変な感情がモヤモヤしているのだが………』
『は?どゆこと?』
『その人を見たら胸がキュッとなった。その人が他の…男とかといると、
何か嫌なんだ。ズキズキして、分からないんだ。しかもな、その人の笑顔を見たら落ち着くというかなんというか………分かるか?』
『カラ松兄さん。それ
【恋】だよ』
『………へ?』
『ズバリ恋だね』
『俺が……恋?』
『んで、それ誰なの?』
『……沙羅だ』
『えっマジで!!(やべぇ両片思いってやつじゃん!)』
『なんか沙羅といると、俺の醜い感情とかが出てくるんだ。嫉妬とか、独占欲に塗れている俺が出てくるんだ』
『……ボク応援してるから』
『えっあ、おう!ありがとな!』
フッ…流石はMy brother!
なんでも知っているな………しかし。
こんな醜い俺を、
彼女は嫌わないのだろうか。
俺から離れていったらどうしよう。
その時は……
どんな手を使ってでも
俺のモノにしてやる。
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作者名:妄想腐女子 | 作成日時:2018年3月13日 9時