喧嘩松(学生)

来いよっ! ページ9

Aside

[A]…

ようやく土曜日がきた。
嬉しいさ、嬉しいけども今はそれどころじゃない。
休日となると必ず家に来るのが、そう、あの六つ子たちである。
私はそいつらを一人でかまってあげるのが面倒くさくてしょうがない。だって六人相手に一人だよ？しかも異性。しんどいに決まってるじゃん。
だから私は、私の親友である莉愛を家に呼んだ。

[莉愛]ねぇねぇー！Aー！来るんだよね？!あの人たち!((わくわく
[A]うん、来るよ。あいつらが。

莉愛は幸せ者だねぇ…。
いっつも一緒の私の立場になって欲しいくらいっ!

[カラ松]お邪魔するぞ。
[一松]お邪魔…します…

ほらほら来たよぉ…。って…え？
玄関をみるとそこにはカラ松と一松が立っていた。
どうやら二人だけらしい。

[A]あれ？他の松は？
[一松]あぁ…気にすることないよ。
[莉愛]ひゃーぁ！カッコいいね♡…ﾎﾞｿｯ

莉愛がぼそっと囁いたことは聞かなかったことにして。

[A]で、何しに来たわけ？
[カラ松]フッ…それはだな…
[一松]あー…クソ松、てめぇは黙ってろ
[カラ松]あっ…はい…
[莉愛]ひゃあ♡

あー、いつもの感じ…
莉愛のことどうしようかなぁ…

[A]あっ！莉愛、今日習い事じゃない？！
[莉愛]ふぇ？………あー！！！そうだったぁ！えっと、じゃぁね！！！

帰った…早っ…

[一松]あのさ、A。猫、見に行かない？
[A]！！行く行く！！
[カラ松]二人で楽しんでこい。
[A/一松]はぁあああ？！

何言ってんのカラ松…
バカじゃん。気を遣うとこ違うって

[A]カラ松も、一緒に行こうよ！
[一松]てめぇ来ねぇとぶっ殺すぞ!
[カラ松]いっ…いいのか？A、一松。
[A/一松]いいもなにも！きて！/来い!

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