生命を繋ぐ心の絆 (ページ8)

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6話ページ8

進撃の巨人２の世界

シド「これって……前の世界で有名なゲーム、大乱闘スマッシュブラザーズのマーク？」

シドギルトこと、シドは机に置かれた手紙の封に付いたシールを見て、前世の世界で有名なゲームを思い出した。

シド「中身は紙と……これって機械か？」

シドに届いた封筒の中身は司達のと同様に、紙に書かれたメッセージとスマブラマークの十字の盤の機械が入っていた。

手紙には、
[手紙が届いた選ばれしファイターへ

そなた達の世界で、とある人物が黒い影と共に行方不明になる事件が起きているであろう。
我々はその手掛かりを知っている。手紙と一緒に届いた小さな機械のスイッチを押して詳細を確認してほしい。

とある世界の創造主より]

と書かれていた。

シド「これって……まさか」

サラ「(コンコン)兄さんいる？」

シド「ん？サラか？入って良いぞ」

双子の妹サラこと、サラメイラがシドの部屋を尋ねた。

落ち込んでいるふりをして、廊下を通る兵士を誤魔化して、シドの部屋に来たようだ。

サラが胸ポケットから、手紙を出したから分かった。

シド「お前のところにも届いたのか。」

サラ「うん。」

シド「これ(小型の機械)は入ってたか？」

サラ「一応ね。でも、兄さんと一緒に見た方がいいかと思ったの。」

シド「そうか。早速見てみるぞ。」

シドは機械のスイッチを押した。

すると、画面が飛び出てきて、そこにはクレイジーハンドが映っていた。

クレイジー『おお！この機械が作動したということは、メッセージは届いたようだな。』

シド「はい。えっと、クレイジーハンドですよね？」

クレイジー『その通りだ。君達の世界の人間、エレン・イェーガーが行方を眩ました原因、そして君達をファイターとして招待する話をするために用意した。』

サラ「エレンの行方不明に、心当たりが！？」

シド「しっ！……結界を張ってはいるが、大声はあまり出すなよ。」

サラ「あ、ごめんなさい。兄さん」

クレイジー『話しても良いな？エレン・イェーガーは、私たちの世界の敵、光の化身キーラか闇の化身ダーズのどちらかに拐われたのだ。』

シド「拐われた？どちらかにってどういうことですか？」

クレイジーハンドは、キーラとダーズは互いに敵対しており、お互いの復活を知り、先に自分がと目的の人物達を拐ったのだと説明した。

シド「ふざけやがって……そいつら！！」

サラ「兄さん、許せないのは私もよ。」

二人は今回の敵に怒りを感じ、拳を握った。