18話 ページ20
グンタ「窓を調べてみたが、細い糸で引っ掻けた跡があった。あの二人なら、やりそうなことだな。」
エルド「立体機動装置や銃やナイフなどの武器類がないということは、それも持って行った。……万が一のためにということか。」
リヴァイ班は、古城や兵士達の部屋の外を捜し、二人が外に出たらしき糸の跡を見つけただけだった。
ヒストリア「え!?本当なの!?」
ユミル「ああ。2人とも私達に何も言わずにエレンを探しに行ったんだ。人騒がせな婚約者とその妹だよ。」
コニー「そんな言い方ないだろ!!」
ユミル、ジャン、コニー、サシャは、今回の事を、女王になったヒストリア・レイスに報告していた。
ヒストリア「ユミルの言いたいことは分かってる。シドもサラも、何でも抱え込んじゃうんだから!大切なものは側に置いてでも守りたいって、その人が死を望んでも生きてほしいからって、無茶したりするから!」
サシャ「ヒストリア……。確かに、二人は責任感と正義感が強いですから、何でも抱え込んでしまいます。」
彼らは、エレンとヒストリアがロッド・レイスの野望によって拐われた事件の時を思いながら、双子が言った言葉と性格を思い出した。
ヒストリア「そうね。だから……私も行くわ!」
ジャン「はあ!?なんでそうなった!?お前は女王だろうが!?」
ヒストリア「良いの!シドギルトは私の婚約者よ!私の悩みとかを一緒に背負ってくれたみたいに、私も彼の抱えてるものを一緒に背負ってやらないと!」
ユミル「アハハ!ヒストリア、あんた強くなったな。なら周りの召し使い共に協力してもらわないとな!」
コニー「無茶言うな!!」
こうして、ヒストリアも調査兵団の面々と三人の捜索に加わる事になった。
アルミン「ミカサ、昨日の二人、何かおかしかったように見えなかった?」
ミサカ「そういえば……街に出たとき、途中から顔色が変だった。でも、朝からエレンの事を考えているのは分かるようで、少しおかしく思う自分もいた。」
アルミン「うん……僕もそう感じた。昨日の朝から、落ち込んでいたり、立体機動が乱れていたり……だけど、なんだか違和感を覚えたんだ。わざとそうしてるのかなって……。」
アルミンは、どうやら昨日の二人の様子が、演技のように感じた所が少しあったと話した。
ミカサとアルミンがいるのは、シドの部屋だ。
カタッ
アルミン「ん?……椅子の下に、これ何かな?」
アルミンが見つけたのは、スマブラマークの機械だ。
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新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - Yukyoさん» 了解しました。 (2019年6月27日 15時) (レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
Yukyo(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» 念のため、ワンピースとコナンの作品の所に掲載しました (2019年6月27日 13時) (レス) id: 4836972fef (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - 来ましたよ!作品のパスワードを教えて下さい! (2019年6月27日 8時) (レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yukyo x他2人 | 作成日時:2019年6月26日 15時