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47 10年越しのお返し ページ47

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「てことがあったんだけどさ、どう思うジミン。ほんと迷惑しちゃうよね」


TH「いや、それこっちの台詞ね」





 





週末、私とテヒョンはジミンに会いに行った。


ジミンのお墓を見て、こんなに気持ちが穏やかなのは初めてだった。


いつも目を逸らしたくなって、逃げ出したくなって。


泣いて帰ってくるばかりだったのに。





 





「あれ、テヒョンが悪いんだよ」


TH「なんでだよ」


「あんなこと言うから」


TH「だって美人だって思ってたんだから仕方ないじゃん」


「ちょっとやめてよ、ジミンの前で」





 





テヒョンのお腹にパンチを食らわせば、むせたテヒョンがばか力!と怒って。


テヒョンが腹筋ないから悪いんでしょ、と笑えば、ジミンと違ってプニ腹で申し訳ないね、なんて拗ねはじめる。





 





「あー、ジミンの腹筋すごかったもんね。鼻血もんだよ、あれは」


TH「あんな可愛い顔してたのにねー」


「ギャップだよねー」


TH「ねー」





 





まるで恋バナをする女友達のような態度に、2人して笑う。


テヒョンとまた、こうやって話せる日が来るなんて思わなかった。


むしろ、笑ってジミンのことを話せる日が来るなんて、思わなかったな。





 





TH「あ、A。これ」


「ん?」


TH「ジミンから」


「…は?」





 





そう言って私の手に乗せた小さな箱。


ジミンからってどういう事と顔を上げれば、バレンタインデーのお返しだって、とテヒョンは笑う。


その箱を開けると、中に入っていたのは可愛いネックレス。





 





TH「うわー、やっぱりジミンってセンス良かったんだね」


「っ、ありがとう、ジミン」





 





そのネックレスをテヒョンがつけてくれて、似合うよと笑ってくれる。


10年越しのお返しに、泣きそうになった。





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緋夏(プロフ) - きむみんじさん» ありがとうございます(´;ω;`)そんな嬉しいコメントを頂けるなんて…!とても幸せです(´∀`*)みんな大好きなので、その思いを感じていただけて良かったです!ありがとうございました! (9月19日 11時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
きむみんじ(プロフ) - 遅ればせながら……重い題材を扱いきれてるところ。。。文章力がすごすぎます! 誰の思いもないがしろにしないところ、登場人物への愛着を感じました。素敵なお話ありがとうございました! (9月19日 7時) (レス) id: 0cae345439 (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - みいさん» こちらこそ読んでいただけて幸せです(´∀`*)号泣してくださるなんて…!!ありがとうございました! (9月13日 8時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 轉さん» わあ、私のお話で感動していただけて私が感動です!!ありがとうございます(´;Д;`) (9月13日 8時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
みい - 号泣です。こんなに素晴らしい作品を、読ませていただけて、幸せです。 (9月10日 16時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋夏 | 作成日時:2018年3月28日 13時

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