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あ、どもっス。
俺、漣 ジュンって言います。
つい最近まで玲明学園っていうアイドル科のある学園でアイドルの勉強しながら高校生してました。
卒業後は大学に通いつつ学園で俺を拾ってくれた巴 日和…先輩(通称おひいさん)やその他の方々とEdenっていうユニットに所属しつつもその中の派生ユニット、Eveでの活動をしてるんすよ。
で、今年大学四回生っす。
おひいさんは学園卒業後、俺よりもアイドルとしての活動に力を入れて今や超人気売れっ子アイドル。
…なんすけど、俺がまだ三回の夏休みにずっとお付き合いされてた彼女さんと結婚されました。
早いっすねぇ〜。
俺も早く相手見つけろよ、なんて彼女…嫁さんに言われたんすけど。
全くもって女の人に興味が無いんすよ。
それどころか、アイドル科は男ばっかだったから女の人ってどう接していいかわかんないんすよねぇ。
「あのっ…漣くん」
「…なんすか？」
「その、私…一回生のときから漣くんのことが好きで…えっと、よかったら…」
「え？あぁ…ありがとうございます」
「漣くんってアイドルしてるんだよねっ？あの、日和くんと一緒って知って…」
あぁ、まただ。
喜ばしいことなんだろーけど。
「…うん、ありがとうございます。よかったらライブ来てくださいね。それじゃ」
おひいさんが上で、俺は下。
んなこと言われなくてもわかってんだっつーの。
俺はアイドルで、基本的にはアイドルは恋愛禁止。
禁止にされなくたってしねぇっつーの。
おひいさんはバカだから、んなこと関係ないんだろーけど。
俺だってひとりの人間。
そう見られたいと思うのは俺の単なる我儘か。
「いらっしゃいま…あら、どうぞ」
「…ッス」
大学から離れた小さな喫茶店。
席数も少なく客も少ないためこうして顔を隠すためのサングラスも外せるしゆっくりくつろげる。
唯一と言っても過言ではないほど俺の気に入ってる空間。
だった。
「…あの」
「…」
「あの」
「…」
「ちょっと、聞いてるんすか？」
いつも奥側の席に座ってる為、見知った店主のおばさんに通されたそこは誰かが席に寝転んで爆睡していた。
起こそうと声を掛けても反応がない。
違う席は、と見渡すも今日は残念ながら満席。
…どうすっかなぁ〜。
なんて考えてると唸りながら起き上がるその爆睡していた人。
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接久(ツグ)(プロフ) - amiさん» コメントありがとうございます！引き続き読んでもらえてとても光栄です。主=変人を心がけ追い求めながら試行錯誤して書いております(笑) これからまた更新し始めましたので今後ともよろしくお願いします！ (2018年9月1日 0時) (
レス) id: 4b172a7e6c (このIDを非表示/違反報告)
苺果汁(プロフ) - 澪@接久さんの書く作品どれも楽しく読ませていただいております！この作品…まだ完結されてはない、ですよね？ (2017年11月12日 17時) (レス) id: d7b47249f9 (このIDを非表示/違反報告)
のど飴 - とても面白かったです!!ジュンくん、尊い(´¶`)そして、夢主ちゃん奇人←これからも、頑張って下さい(´∀`)b (2017年8月21日 2時) (レス) id: 8c675f615a (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - ジュンくんが可愛いです！！更新頑張ってください！！！ (2017年8月15日 21時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - 澪@接久さんの『おひいさんと私』から来ました！前回と同じく、面白そうな話ですね！！そして、夢主ちゃんの変人っぷり(笑)次の更新を期待しています。これからも、頑張ってください。応援しています♪ (2017年8月14日 13時) (レス) id: 3e5b4b1383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪@接久 | 作成日時：2017年8月14日 6時
