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なんとなく13話 ページ14

___next day


(舞台裏より。)

「多くない?ねぇ、人多くない?」
石田「こんなに多いとはな…」
真田「やはり私達にかかったいるのでしょう…」伊達「言葉も出ぬわ…」

ウチらが予想しているよりも遥かに人が多い。
いや、体育館によく入ったな!?
多過ぎでしょこれ!!

「もうすぐ本番…か…」
石田「ミスは許されない、わかってるな?」
「わかってますよー。」




「おい!紫吹財閥の奥方じゃねぇ!?あれ!!」
「本当だ!!長男じゃねぇか!!」



……え?

石田「紫吹財閥…あぁ、あの金持ちか。」
真田「金持ちで片付ける三成さんェ」

紫吹財閥…?

「やっぱオーラが違うよなー」

嘘でしょう?

伊達「おい、A大丈夫…なのか…?」

何でいるの…?

石田「おい、A!おい!」
「あ、ごめん!大丈夫!うん!」
真田「集中してたのですか?」
伊達「ったく…心配させるでないわ…」


嘘。
集中してたなんて嘘。
本当は何も考えられなかった。

実の母親が来てるなんて。

「ごめんちょっと外行ってくる!」
伊達「本番までには帰ってこい!」
「わーってる!」

今は誰とも関わりたくない。
自分を捨てた人と対面なんかしたくない。
今の、楽しい時間を奪われたくない。

もう、ここにはいれないのかな?



“お母さん!置いていかないで!お母さん!”

蘇るのは過去の忌まわしき記憶。
こんな時に思い出すなんて。

??「……A」

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まっつん - 宗茂の格好に吹きましたwwwwwwwww (2016年1月18日 12時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
和泉鏡華(プロフ) - 宵闇さん» コメントありがとうございますー!亀よりもナマケモノよりも遅い更新ですがこれからも頑張ります(`・ω・´) (2014年9月5日 13時) (レス) id: 694823d069 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇 - 面白いですよ!これからもがんばってください! (2014年9月1日 21時) (レス) id: 7fd853bb3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和泉鏡華 | 作成日時:2014年8月11日 22時

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