∇lesson6 ページ7
自転車から飛び降り慌てて
時計を確認すると時刻は8:10を示している。
あ「あっぶなぁ!ギリギリセーフ!」
借りた自転車を駐輪場に止めて校舎に向かう。
さっきの夢ノ咲学園とはまるで光と影のような
対比落差があるボロボロ校舎。
中学校と高校が合体している。
正直あんまり好きじゃないけど学費とか
色々一番適した場所がここしかなくて
仕方なく中学受験してきた。
生徒の人数は少なく、一学年平均30人くらい。
基本15人クラスの割り当てで教室が
ものすごく広く感じる。
あ「…お弁当食べよう」
四時間目の授業が終わり、昼休みになる。
女子は5人くらいで固まって食べたりしてるけど
残念なことに私ははじかれてしまったようで。
中学生の頃色々ありすぎてそれをまだ
お互い根に持ってるようだ。
((ヴーヴー
あ「あ、お兄ちゃんからだ」
お弁当を開けずに窓ばかり見てると
メールを受信した。
お兄ちゃんはいつも電話やメールで
お弁当の感想を伝えてくれる。
多分私を楽しませようとしてくれてるのだろう、
毎日長文で教えてくれた。
_________
件名:旨かった!
本文:A勉強頑張ってる?
僕はちょうど弁当食べ終わったとこ!
ハンバーグ明星君に取られそうで
危なかったんだよ…(・・;)
タコさんのウインナーは三人にあげてみたよ!
焼き方が上手い、って氷鷹君が(笑)
いつも弁当ありがとうね!
またあとで会おう。
________
付属のファイルを開いてみると
弁当を囲むお兄ちゃん達。
眩しいくらい笑うお兄ちゃん、
なにかモグモグしてる北斗さん、
つまみ食いしようとするスバル君、
そんなスバル君を止めようとする…
あ「あれ?衣更君?」
先ほどちょうど出会った彼が
おなじように輪に加わっていた。
お兄ちゃんの知り合いだったんだ…。
なんとなく親近感が沸いてくる。
「A先輩、何見てるんすか?」
あ「ゎ、…」
突然後ろから抱きつかれて思わず
変な声が出る。
やばい。めんどくさい子が来ちゃった。
あ「…達平くん。ここ、他学年の階だよ?」
達平「関係ねぇっす」
達平くんはニヒヒと無邪気な雰囲気をだして笑った。
彼の名前は
中学三年生なんだけどなぜか私に構ってくる子で
かなりスキンシップが激しい。
ゆえに苦手な人物。
___
オリキャラ突然すいません(・・;)
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里小翔(プロフ) - ミュア☆ミュアさん» 本当ですか!なんだかやりきった感あります笑笑番外編がんばります!! (2015年7月30日 21時) (レス) id: 78e56a3429 (このIDを非表示/違反報告)
ミュア☆ミュア(プロフ) - 過去編の話泣きそうになりました。番外編の話もがんばって下さいね! (2015年7月30日 21時) (レス) id: 7d2b816aaa (このIDを非表示/違反報告)
里小翔(プロフ) - いちごパフェさん» ありがとうございます!過去編泣きそうなんですか?!笑笑泣くかは分からないですけど主人公とクラスメイトとの関係が書けたらいいなぁと思ってるので!!(笑)コメントありがとうございました(*^▽^*) (2015年7月30日 15時) (レス) id: 78e56a3429 (このIDを非表示/違反報告)
いちごパフェ(プロフ) - 続きが気になります( ´ ω ` )過去編、泣きそうです… (2015年7月30日 9時) (レス) id: c194704685 (このIDを非表示/違反報告)
里小翔(プロフ) - 桜姫さん» ありがとうございます!合宿ならばとお風呂シーンを入らさせてもらいました!応援ありがとうございます!頑張ります! (2015年7月29日 21時) (レス) id: 78e56a3429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:里小翔 | 作成日時:2015年6月23日 21時