今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,960 hit
小|中|大
+ 第二章 燻る黄色 + ページ1
夏特有の熱気に、
人の熱気も加わり、体に纏わりつく
暑くて仕方がないのに、
離せばいいのに、
一度繋いだら絶対に離さなかった幼馴染の手
「A、これあげるっす!」
「え、いいのー?」
自分たちの前にいた、小学生の男子の動きを見て、
マネしてとった景品を迷わず、幼馴染にあげた
それは、
幼馴染が当時ハマっていた酸っぱいグミの詰め合わせでも
幼馴染が以外にも好きな可愛いぬいぐみるみでも
幼馴染がほしいと言っていた水中ゴーグルでもなかった
けれど、喜ばないはすがないと……
自信を持っていえた代物だった
「大事にするね、涼太っ」
あのときは本気で叶うと思っていた、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星蛍 | 作成日時:2018年9月5日 23時