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『…放課後、居残り』
「……はい」
タイミング良くチャイムが鳴って
教室を出ていく先生。
後ろの席のジョングクを睨み付けた。
「アンタね、何してくれてんのよ本当」
『お前が授業に集中しないのが悪いんだよ』
だけど、私の睨みなんて気にも留めず
自分の人差し指を私の額に当てて小突いた。
「い、った!」
『ま、一人が嫌なら付き合ってやらないことはないけど?』
「結構ですー」
『あ、そ。ま、せいぜい頑張れよ?』
「本っ当、ムカつく!」
チョン・ジョングク
中学1年の頃からの腐れ縁。
唯一、私が
男の中で“親友”と呼べる存在。
外見が凄くイケメンだから、女子にモテるモテる。
『なに、俺の顔じっと見て。
…あ、さては…惚れちゃった?』
「そんなワケないでしょ、ばか」
…とにかく
罪作りな男なのは間違いない。
放課後、ユンギ先生の個人授業
好きな人と一緒に居られるから良いじゃないか…と思うだろうけれど
やっぱり、ね…緊張するし、授業も頭に入らなくて集中出来ないというか。
いきなり二人きりとか、心臓が口から出そう。
…だからこそ、嫌なんだ。
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リィ - ユンギさん!!!!ありがとうございます〜!リクに答えてくださって、ほんと面白いです!これからの更新も頑張ってください! (2017年6月23日 20時) (レス) id: d5fff78b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうぉりしぴる | 作成日時:2017年5月29日 9時