29 ページ29
、
「フロイドさん、助けて…」
とナミはフロイドに助けを求めた
ナミに助けを求められたことが嬉しかったフロイドは「全員、絞め殺してやる」と牙を向いたが、ルークの視線にはうっ、となってしまう。「アイツ、怖いんだよー！」
結局ナミはポムフィオーレへお持ち帰りされた
そして、ヴィルだけではなくルークそしてエペルと混ぜた4人でジャグジーに入ることになった
そのジャグジーは泡立っており、この泡も美容に役立つものらしい
「ナミと風呂に入るなんて…」
エペルは肩まで真っ赤にし、お風呂に顔を入れた
さすがに女の子と入るのは恥ずかしいようだ
しかし、先輩ズはシャイではなかった
「ナミ！今日の演技は最高だったよ！愛の狩人の心はもう君のものさ」
乾杯、とグラスを近づけてくるルーク
ナミもそれに習ってグラスを近づける
「ん…」
が、届かない
お風呂のなかだというのにヴィルの美脚の間にいるため、体を前に起こそうとしても脚の力で押さえつけられているため逃げれないのだ
「ヴィル、私にもナミを堪能させてくれ」
ルークはそうお願いするが、ヴィルは子供のように「いや」と単直な返事をする。「まったく」とルークは呆れるものの、ヴィルとナミのセットに心踊らせている
ヴィルはナミにもうべったりだった
離れるつもりも逃がすつもりもない
ナミがタオル一枚だということを良いことに隙あらば、いろんなところにキスをした
「ナミ…ﾁｭｯ…愛してるわ…ﾁｭｯ」
「おやおや、ナミの肌が内出血だらけになっちゃうね」
ルークは微笑ましそうにその行動を見ていた
「大好きよ」
ナミは「あれ？おかしいな？私、何もしてないのに…」と会ったばかりのヴィルと今のヴィルのギャップに困惑していた
まさか、ヴィルの長年の鎖を切っただけでここまで懐かれるとは思っていなかったのだろう
「ねぇ、今夜は私のベッドにいらっしゃいよ」
ヴィルはうっとりしながらナミの髪で遊んでいる
「いや…あの…結構デス…」
何をされるかたまったもんじゃないので、ナミはお風呂から出たら部屋の鍵を閉めるつもりだった
まあそれも、愛の狩人によって糸も簡単に開けられてしまいますが
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯
| 作成日時：2022年9月30日 18時
