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＿＿＿学園長
「ヴィル・シェーンハイト…」
「ふわっ！？ちょ、いきなり出てこないでくださいよ！闇の鏡さん！！」
クロウリーは学園室の鏡からいきなり出てきた闇の鏡に驚いていた。闇の鏡とは入学式でお世話になったぐらいで、他ではあまり会話をしないからだ
これは何か悪いことが起きる…と予想したが、
もう起きたあとだった
「……ヴィル・シェーンハイトの残像が姿を消した…ナミのおかげで…」
「え？残像？なんの話です？それにナミさんのことまで…」
首を傾げるクロウリー。だが、闇の鏡はそれだけ告げると消えていった。「あ、ちょ、待ちなさい！！」
と慌てて手を伸ばすクロウリー
しかし、その手をおろした
「なるほど…そうですか…。彼女はオーバーブロットしてしまったあなたたちの悪役までもを愛そうとしてくれているのですね」
クロウリーはその意味を理解したからだ
ユウは猛獣遣い
ならば、選ばれたあの少女は…
悪役を愛すお方…
＿＿＿鏡よ…鏡…
、
、
「ナミ…」
「汝の魂のかたちが決まった」
「7つの魂とは異なる汝の魂は、悪を映す鏡」
「我を愛した7人の悪役の願いを叶えよ」
、
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作者名：真灯
| 作成日時：2022年9月30日 18時
