今日:9 hit、昨日:30 hit、合計:24,211 hit
小｜中｜大
23 ページ23
、
フロイドの声を聞いて、慌ててヴィルたちは部屋に入った。「起きないってどういうこと？」とヴィルは怪訝そうな顔でフロイドに聞く
「魔法、魔法薬使ったのに、ナミ、眠ったまま！」
フロイドは過呼吸になりそうになりながら、説明をした。ヴィルはナミを見やる
妖精の粉によってまるで、ラプンツェルの髪のように黄金に輝いていた
「なんて美しいんだ」とルークが喉を鳴らす
「これでも起きないなんて一体どうして」
ヴィルは考えすぎたせいか、自分の指の爪を噛んでしまう。ルークが慌てて、ハンカチで指を巻き、それを阻止した
「おそらく、ユニーク魔法の呪いが解けてないからさ」
ルークはその答えを率直に述べた
「ああっ！確かに！」とエペルが反応する
「ヴィル、君がそれを解くんだよ」
「あ、あたし！？ あたしが魔法をかけたわけじゃないのよ」
ルークの答えにヴィルは驚いた
「確かに本物のヴィルではないかもね。でも、ヴィルのユニーク魔法であることは変わらない」
「治せるのは君だけさ」
「っ」
ヴィルは怖がっていた
もしナミを魔法で壊してしまったら？不安しかなかった。でも、やらなきゃナミは目を覚さない
「わかった。やるわ」
ヴィルはそう決意した
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯
| 作成日時：2022年9月30日 18時
