検索窓
今日:3 hit、昨日:30 hit、合計:24,205 hit

20 ページ20







 ヴィルはスッ、と消えていった
 その暗闇には跡形も彼の姿はなかった
 取り残されたナミは、ただただ消えていったヴィルの面影を探していた



 するとそこへ真っ赤な林檎がしょいっ、と現れる



「へ? 食べていいのかな?」


 ナミは一悶着ついたからかお腹が空いていた
 それに毒がついていたら…という警戒心はなく、
 パクり、とかじってしまう



「ぁ…」


 ナミは気を失うようその場に倒れた
 まるで白雪姫のように

 そして目を開けた時には…


 
「……」


 目の前に鼻先が整ったヴィルの顔面があった
 そして、唇にヴィルのリップが当たっていることに気づいた

 


21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
404人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:真灯 | 作成日時:2022年9月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。