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第二十三話 夢の中 ページ29

目を開けると、小さい時の”私”が座っていた。




誰かと話している。

ああ、あれは、__様だ。



これは、夢だな。
しかも、小さい頃の記憶。
まだ里があって、母様と父様も、...あいつもいた頃の。





『__さま、私は、化物なの?』


対峙している老婆は、目を閉じていた。

この会話を、覚えている。
そういえば、あの人が目を開けたところを、見たことがなかった。


__様の顔が少し、強張った。



『そう、じゃな』

はっきり言われて、“私”の背は小さく震えた。


『お主は、この世のなかでは異質な者。
その身に宿りし力と封印されし___は、その証拠じゃ』


『お主はその力を持って産まれたがために、___を封印する宿体となった。
普通の者では身が持たんからな。』



『人間より力を持つ我ら鬼の中にあって、さらに不可思議な力を持ったお主は、宿体にうってつけだったのじゃ』


『ふかしぎなちから……』


ようやく呟いた私を見て、__様の顔は、歪んだ。


『すまぬ。占を信じ、お主に___を封印するよう命令したのはわしじゃ
お主には何の罪もないと言うのに……』


『姫よ。わしを恨め。
わしをどうしても構わんから、その力にだけは呑まれるなよ』



*************************

結構伏線まいたぞこの回←

こういう中二な感じ書いてみたかった((

第二十四話 目覚め→←第二十二話 捜索


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設定タグ:薄桜鬼 , 御影   
作品ジャンル:アニメ
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 何回も読みました。続きが読みたいです。 (2014年9月28日 8時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。待っていました(涙)。。。ようこちゃんさんお久しぶりです! (2014年9月28日 1時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 良かったです。元気そうで良かった。 (2014年9月27日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ものすっごく返事遅れてごめんなさい!生きてます!元気です! (2014年9月27日 15時) (レス) id: cef401e7d5 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久し振りです。元気ですか? (2014年7月16日 0時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御影 | 作成日時:2013年2月22日 21時

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