逸般人(？)なポートマフィア社員 (ページ7)

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高木の朝1 ページ7

ピピピッピピピッピピ((ガチャンッ

目覚まし時計が荒々しく止められる。

AM 5:00

「…」

ズリ、ズリズリ

眠そう顔をした高木が布団から這いずり出る。

そして、動かなくなった。

ワンッワンワンッ！

「う、」

すると目覚まし時計の音で起き駆けてて来た犬が一匹、高木を引きずり始める。

ズリズリ、ズリリ〜

どこまで引きずるのかと思えば、玄関まで行く。

そこでようやく高木が起き上がる。

そして玄関から3歩も無いキッチンで、冷水を一杯飲む。

「ハルさん、はよざす。いつも、たいへん、ありがとーございます。」

此処に来てようやく、飼い犬のハルに喋り掛ける。

ワンッ！

「ウッス、散歩をご所望スネ。着替えて来るので少々お待ちくだせぇ。」

のそのそと、寝室にあるクローゼットの前に行き、洗濯から取り込んでそのままハンガーにかけてあるスポーツウェアに着替える。

ついでに軽く体を伸ばしているとハルさんがリードを咥えてやって来る。

ハルさんにリードをつけると外に出る。

梅雨時期の明け方。深呼吸すると、雨の匂いがする。この匂いは、嫌いだ。

まずは、ジョギングの速度から段々ペースを上げ結構な速度で走る。

散歩コースを一周したら、次は自転車でもう一周する。

それが終わり、家に消えると、少し汗のかいた体を濡れタオルで拭きながら、コーヒーメーカーにコップをセットしコーヒーを入れる。

シャツと短パンに着替え、スポーツウェアをハンガーにかけファブリーズをかけてほす。濡れタオルは、軽く洗っいファブって干す。

ドードーソーソーラーラーソーー
ファーファーミーミーレーレードーー

AM6:00

炊飯予約をしといたお米が炊けた事を機械音のキラキラ星で告げられる。

熱々のご飯をかき混ぜ保温を切っとく。

次に卵焼きを作る。今日はしょっぱい系出汁巻きの気分だ。
朝ご飯とお弁当に入れる用である。

お湯を沸かす。

次に水菜のツナマヨサラダ。
夜とお弁当用である。

お弁当の主菜である、一口サイズの鳥もも肉の照り焼きをパリッと焼く。

切ったそれらと、先程炊けたご飯をお弁当に詰めと、あらなんと素敵な鳥照り焼きお弁当の出来上がり。

AM6:20

ハルさんの朝ご飯を用意し、自分の朝ご飯も用意する。

今日の朝ご飯は、炊き立てご飯と韓国海苔と出汁巻き卵とインスタントの味噌汁、昨日夜ご飯の残りのサラダでございます。

朝のニュース番組を見ながら、朝食を取る。