始まり_5 ページ7
「乗るよ、その自己紹介の波に・・・・・・☆」
あとちょっとで押し倒されそうになった俺を意にも介さず、元気いっぱいに目を輝かせて迫ってくる
「僕は
普通は渾名より先に本名を知るはずなんだけれど。ようやく名前が判明した。ちなみに夢ノ咲学院の人たちは、少なくとも学校のなかでは芸名ではなく本名で通しているようだ
同じ男子高校生。そう思うと、肩の力が抜けたような気がした
思わず微笑むと、遊木くんも嬉しそうにしてくれた
「『ゆうき』だから『ウッキ〜』だぞ、あとお猿さんっぽいとこあるし!」
「あっ、振りだね!それはボケの振りだね、ちょっと待ってボケるから!」
途切れないその二人のコントに、氷鷹くんが冷ややかに「自己紹介をしろ遊木」と、案の定突っ込んだ
この楽しげなやりとりを見ていると、何だか、三人のファンになったというか、好きになりかけていた。やはりアイドルなのだ。ひとの心を明るくする、前向きな推進力がある
何となく、このクラスではやっていけそうな気がした
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作者名:はじめるい | 作成日時:2019年7月7日 16時