【おそ松さん】関西人なんで!!【学生松】

第１８松 ページ25

〜おそ松side〜


どうしても屋上であったアイツに
真意を確かめたくて((真意なんて言葉知ってたんだな…おそ松よ…←

一松のパーカーを借りて(盗ったともいう)
校舎裏で待っていた





『アタシ、一松クンと猫の餌やりする約束は
したけど、アンタと約束した覚えはないで

…………おそ松クン』


…まさかバレたと思わないじゃん！？

六つ子だから顔ソックリだしぃ！？
わざわざ一松っぽく髪の毛ボサボサにしたりしたしぃ！？


後ろ姿だけでバレたんだけど！？

一言も喋ってないんだけど！？



おそ松「えぇーもうバレたのかよ〜」

焦っているのがバレないように
おちゃらけて応える


『(´Д｀)ﾊｧ…』



えっ、すごい顔されたんだけど！？


『まぁ、ええわ』


……!!!Σ(ﾟﾛﾟ!(ﾟﾍﾟ?)???えっ!?

『ん？ なにしてんの？
猫にエサあげるんちゃうん？』

おそ松「えっ、あっおう！」


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

『よし！全部あげれたー！！』

おそ松「終わった〜」


校舎裏の猫は結構多くて
全部終わる頃には空が赤く染まっていた


おそ松「……なぁ、聞かねぇの？」

『なにを？』



おそ松「…その…一松のパーカー借りてここに来てること」



猫にエサをあげてる間もコイツは何も聞かなかった


『…聞かへんよ』

おそ松「…どうして？」




『興味あれへんもん』


おそ松「……はぁ！？」

『うわっうるさっ！！』


何言ってんのコイツ！？

普通気になるだろ！？


おそ松「えっ、なんで！？」


思わず顔を近づけてしまった


『えっ、逆になんで！？』






シ──────────ン←







おそ松「『……ｸｸｸｯ …ｯｱﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯ……ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯおrrrrrr』」←





あぁ〜もう、なんだよ


全然悪い奴じゃないじゃん



おそ松「…なぁ、俺とも友達になってよ」





『…バァーカ、自分が友達だと思ったら
もう、友達やねんで？』


そう言って夕日をバックに笑う彼女はとても綺麗だった


おそ松「ハハッなんだそれ…」


あぁ、もう少しこの綺麗な光景を見ていたい

できれば自分も彼女の隣に立ちたい


そう思った

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