双子の力〜真実〜

201話〜表紙の題名は・・・・〜 ページ42

ASIDE

あ「付いて来なくてもいいって言ってるじゃないか」

ム「初めて会った時から協力してるのに、今更来るなって言われてもなぁ」

私は、ウォータイム後にもう一度図書室に行って

フォレストラーの資料を探すことにした

でも、これ以上ムラクに迷惑かけたくなくて

こっそり行くつもりだったのに・・・・・・・・

私は、図書室のドアを強引に開けた

ム「もう少し優しく開けないと壊れるぞ」

あ「なんか、イライラしてたからな・・・・・」

ムラクは呆れ顔で周りを見た

あ「よし！行きますか・・・・って向こうにアラタ達がいる」

私はアラタ達を見つけてムラクに言った

ム「話しかけてみるか？」

あ「そうだね」

私はアラタに近づいたところで声をかけた

あ「何の本を読んでるんだ？」

ア「あ！(人1)！！見てくれよ！フォレストラーの事が気になって調べてたらこれ見つけたんだ」

アラタは私に見て見ろよって言って本の近くまで引っ張った

あ「これって。ムラク！これだよ。俺が探してた本・・・」

ユ「探してた？これを？」

ユノは不思議そうに私の顔を覗き込んできた

あ「あぁ。アンタたちも聞いただろう。この文字はフォレストラーにしか読めないことを」

ユ「あの時、ここに居たの知ってたんだ・・・・」

ユノは驚いた顔をして言った

皆も驚いてる

あ「俺は、人の気配に敏感だからな。えっと、題名は・・・“フォレストラーの力の秘密”か」

ア「ええええーーー！！！”フォレストラーのからちのみつひ”じゃないのか！？」

アラタは大声を出して驚いていた

あ「アラタ・・・・。それ、文章になってない・・・」

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