謎の人物到来 ページ4
A『ここら辺か…』
目撃情報があった路地裏近くへ来た。当たりをクルクルと見回すがそれらしき特徴の人物はいない
???「見つけた…!!!」
国木田さんから貰った人物の資料を見ながら路地裏前を通過しようとすると声が聞こえ物凄い力で引っ張られ資料を落としてしまった
A『ちょッ!何するんですかッ!!』
ズルズルと奥へ引っ張られ腕を振りほどく。自分を連れてきた者の姿を見ると息を飲んだ
???「痛いじゃんかぁ…」
見た目は少し痩せた少年で齢は17程だろうか…帽子を深く被り黒いスキニーパンツに前を閉めているダボッとしたくすみカラーの青色の上着を着ていた
息を飲んだ理由はその人物が資料の人物とほぼほぼ一致していたからだ
バレないように小型ナイフを取り出そうとするとガシッと手を掴まれて阻止された
???「そんな怖いもの出さないでよ〜やっと見つけたんだぁあの世界を救う人を」A『…?何を言ってるのか意味がわからないんだけど』
あの世界?救う?何を知っているんだこの子は…と思考をめぐらせていると抱き寄せられそっと目に手を当てられた
A『っ!!離せッ!』???「よしよしだいじょぉぶだよ痛くないからねぇ〜目が覚めたら違う世界に居るだけだからね〜」
ぎゅぅと力ずよく抱きしめられながらそう言われた。どこが大丈夫なんだと思いながら抵抗しようにも力が強くて抵抗できず意識がかすれて無くなっていった。
???「監督生だけではちょぉっと心配だからねぇ〜君にも頑張ってもらうよ?宮下Aさん♡」
Aの身体が発光すると足元からホログラムの様に崩れ去っていく。路地裏の中少年は抱きしめたまま恍惚とした表情でそう言った
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:仮眠 | 作成日時:2023年1月14日 11時