不思議な事件 ページ2
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈会議室
国木田「ここ最近人が失踪している事件が起きている。それも昼夜限らないらしい。防犯カメラや聞き込みで調べたところ犯人は男性で言葉巧みに通りかかった人を油断させ路地裏へと引き込みその後にはもう引き込まれた人はおらずその男性だけが居たようだな」
敦「防犯カメラで調べたんですよね?光の反射とか暗くて見えなかったとかではないんですか?」
谷崎「それはなさそうだよ聞き込みで聞いた話だと男が出ていった後興味本位で路地裏へ行ったそうなンだけどそこには誰もいなかったらしいンだ」
A『うへぇ…何その不気味な話』
話を聞いていた賢治がうーんと考えているとあっ!と何か閃いたような声を出しながらポンっと手を叩いた
賢治「その人異能力者じゃないんですか?人を別の空間へ飛ばす異能力者とか!」
太宰「その可能性は低いね〜」国木田「お前起きてたのか…」A『吃驚したやんけ』
後ろを向くと机に顔を突っ伏しだらんとしていた太宰がいた国木田は呆れた顔をして「何故そう思う」と太宰に投げかけたすると顔を上げ真剣な表情をしながら言った。
太宰「そもそも異能力とは能力発動時に異能力特有の文字が浮かび上がるはずなんだ例外もあると思うけれどね?だけど防犯カメラにはその様な物は一切見られない」
ほらねとパソコンをクルッと此方に向けて防犯カメラの映像が流れる太宰の言う通り文字らしき物は浮かんでおらず人が一瞬で消えただけだった
敦「ッほんとだ…!!」国木田「おい太宰この映像、何処で手に入れた?」太宰「ひ・み・つ♡」
太宰の頭に鉄拳が下され国木田の説教が始まったするとある違和感に気がついた
A『…ん?此奴態と監視カメラの前でやったのか?』賢治「どうしてそう思うんですか?」A『だって此奴監視カメラの位置を把握しているしカメラと目を合わせてる』国木田「なんだとッ?!」
巻き戻してみると完全にカメラに映る位置にいるし最後の去り際に此方と目を合わせている微かに口元が動いたか…?
国木田「兎に角乱歩さんが居ない今手当り次第捜査するしかない」ナオミ「でもこんなに手がかりがあるのにどうして警察は捕まえようとしないのでしょう?」A『多分捕まえたいけど捕まえられないんだと思う警察が複数で目撃現場に行って張り込みしたりとか見回りに行ったみたいだけど一切現れなかったらしいからね』ナオミ「そうなんですのね。真面目なAさんかっこいいですわ♡」
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作者名:仮眠 | 作成日時:2023年1月14日 11時