ヘタレ NO.1 ページ3
貴方視点
転校初日から、学校内の探索をしてみたいと思ったら「道に迷った」。
なんともダサい結果である。
あ〜これ、遅刻なりそう……。
『ん〜、
初日だから許されるよね、?』
初心者に優しくしてくれるのは常識だし、少しぐらい探索もいいよね〜♪なんて、軽々しく想ってるけど
内心やばいと思うなぁ…。
ん〜……。
すると、校舎裏から綺麗な歌声が聞こえた。
それは、歌いながら楽しそうに作曲してる君。
道に迷ってる事なんて忘れて、『もっと近くで聞きたい』と思って私は新品のスカートを揺らしながら近くに寄る。
私に気づいたのか、身体をビクリと震わせながら、君はゆっくり振り向いて目を大きく振り向いた。
_あれ、
『……?歌ってくれないんですか?』
「………え」
歌声素敵で、私好みの声してるから聞きたいんだけどなぁ…。
まぁ、驚かせた私が悪いけど。
すると、パサりと足に紙が当たって、それを見ればくしゃくしゃとなった作曲紙が。
ぐちゃぐちゃだけど、芯があってどこか痺れる。
一応楽譜は読めるから、メロディーを見た。
それは、王道感のある曲だった。
『〜〜……』
私は、思いのままにそれを伝えると、彼は、真っ赤に染まってあたふためいている。
んー…嫌われちゃったの、かな?
そう思った時、彼の唇が動いた。
「………ありがと…な……」
__って、小さく。
でも聞き取れた。
私の返事返してくれた。
『もっと作曲して、歌ってください!もっと聞きたいです!!』
そう言ったら___
「!…いいぞ、お姫様限定だからな」
って、にっこり微笑んでくれた。
なんか、騎士みたいな人だなって思った。
次に紡ぎ出されたそれに、私は静かに訊いた。
153人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花(仮垢) - わーーーーーーー!気になるーーー!面白すぎる!!こう……こう…!ヘタレなレオたんがもっと見たい!((五月蝿いw いやはや……ヘタレレオたんが可愛すぎて……続き待ってます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(( (2018年8月4日 3時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃 - くぁああぁあぁ!!面白い面白い面白いっっっ…!!だめだ…あっちゃんの作品は面白すぎる…!! (2018年8月2日 14時) (レス) id: ad27a684eb (このIDを非表示/違反報告)
Aine(プロフ) - ボード見れるようになりました!心配お掛けしましたm(_ _)m (2018年5月27日 23時) (レス) id: d34b40ce44 (このIDを非表示/違反報告)
蟄乃(プロフ) - Aineさん» え!?1回話しかけて見ますね!! (2018年5月27日 20時) (レス) id: bcd155a382 (このIDを非表示/違反報告)
Aine(プロフ) - 蟄乃さん何故かボードを見ることが出来なくなってしまいました(´;ω;`)だからボードでお話が出来なくなってしまいましたごめんなさい (2018年5月27日 18時) (レス) id: d34b40ce44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鷙乃(元アヤ) | 作成日時:2018年5月23日 20時