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歩く災害と女子な男子と馬鹿と私 ページ13

ブスッ!!

「ッイデェ!!!」

明らかに今までより深く刺さった。おまけに不意打ち。
指先を見ると、これまでと比べ物にならねぇほどの出血量。ヤバ。

万「おまっ、めっちゃ血ぃ出てんじゃん!アホかよ!!」
「心配するか貶すかどっちかにしてくれ!!とりあえずハンカチあるか?あったら寄越せ!!」
万「んなの持ってるわけねぇじゃん。」
「チッ!使えねぇ。」
万「針に糸通すだけで大惨事起こすお前に言われたくねぇ。」
「そういうお前こそ歩く災害だわ。」
万「あ?」
「は?」

まさに一触即発の空気になっていると、

?「取り込み中に悪ぃけど、」

見るとさっきの銀髪くん。

?「手当てするから、とりあえあず手ぇ洗ってきてくんね?」
「え、あ、ハイ。」

とりあえずトイレに駆け込み手を洗う。

トイレから出ると、なんか万次郎の奴いつのまにか野郎共と仲良くなっていやがった。

「洗ってきたぞぉ。」
?「よし、ちょっと大人しくしとけ。」

そう言うと、ポケットから取り出したハンカチで出血がひどい指を巻いてくれた。
ハンカチ常備って、私より女子じゃん・・・。

?「終わった。」
「えーー・・・と、あんがと。」
?「どういたしまして。」

・・・手当てされる側になんの、初めてだな。

?「よう、京!相変わらず裁縫だけはポンコツだな!」
「黙れ圭介。殴られてぇの?」
圭「おい、久しぶりに会ったんだから、もてなせよ。」
「お前も再会早々ポンコツ言うな。」
?「その子も知り合い?」

ここで、私たちの関係を説明しよう。

・私と万次郎と圭介は幼馴染
・龍の入れ墨の少年―――【ドラケン】こと龍宮寺堅は、一年前ぐらいに万次郎と友達になったそうだ
・龍宮寺堅は銀髪の少年―――【三ツ谷隆】繋がりで【パーちん】こと林田春樹と知り合った
・圭介と虎の入れ墨の少年―――【羽宮一虎】はさっき龍宮寺たちと知り合った

「運命の出会い・・・!ドキドキが止まりませんなぁ!!」
万「キモ。」
「内蔵引きずり出すぞ。」

「私は花垣京。このチビと馬鹿の幼馴染だ。美人だからって惚れんなよ☆」
虎「何こいつ。」
圭「これが通常運転だ。」
万「変なところでシンイチローに似ちまったんだよなぁ。」

よろぴくな→←底までクリームがなかったらパフェじゃない



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作者 - コメントありがとうございます。更新、頑張ります。 (2022年7月20日 0時) (レス) @page44 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
この作品にハマったものですZE☆ - マジで!マジで!マジ(( 面白かったです!更新待ってまーす♡ (2022年7月19日 17時) (レス) @page43 id: 2d1d3bdc6c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2022年7月13日 20時

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