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行方不明6 ページ7

_No side_

零「__でも違った。昔からああだったかは知らねぇし今更知ることも出来ねぇけど、少なくとも俺は……俺らは、お前を傷付けてた。1人にした。」


零「今更許してくれとも言わねぇし、許さなくていい。だからこれは俺の戯言だと思ってくれていい。」


零「__A、今まで、兄らしいことしてやれなくてごめん。1人にして、傷付けてごめん。お前は、誰より大切な俺の自慢の弟だ」


薄らと涙をうかべる零。Aと握手をするその手は微妙に震えていた。

Aも少し体を振るえさせて、零の手を強く握った。そして零にだけ聴こえるような小さな声で


A「__零…兄ちゃん……ありがとう」


と答えた。すると押さえ込んでいた涙が一気に溢れたように、零は静かに泣き始めた。

Aはどうすればいいかわからなかったが、取り敢えず零のことを抱き締めた。赤子をあやす様に優しく。

去り際に笑顔で手を振り「またね」と呟いたのは、零くらいにしかわかっていないだろう。


凛月「……」


次は凛月の番だった。だがその後ろに真緒もいる。どうやら少し交渉して一緒にしてもらったらしい。ただし時間は1人分だとか。


A「初めまして…だね「違うよ」……そうだったかな?初めて見る顔だと「違うな」……そうか。」


凛月と真緒が食い気味に話に割り込む。凛月はAの正面にいるが、すぐ後ろの真緒の服の袖を掴んでいる。


凛月「……ごめんね、お兄ちゃん…。俺がいなければお兄ちゃんがこんなに苦しむこと……」


凛月がAの顔を見ずに暗い顔で言うと、直ぐにAが抱き締めてきた。


A「……俺は、凛月がいないときっと、もっと苦しかった。お前が居てくれたからこの世にいれるんだよ、凛月。ごめんな、お兄ちゃんらしいことしてやれなくて。」


A「…真緒も、任せっきりにしてごめん。俺らの誰よりも年下なのに、誰よりも大人だったお前に甘えた。凛月と、ずっと一緒にいてくれてありがとう」


凛月を抱きしめながら後ろの真緒の頭を撫でる。真緒は少しうるっときたのか撫でるAの腕を掴んで自分の目元に持ってくる。

Aが顔を絆している時、横辺りから騒々しい声が聞こえた。


?「A!何抱きついてるね!早く帰るね!」


?「おひいさん静かに…Aさん怒りますよ?」


2人は堂々と列を横は入りして抱き締めていた凛月と真緒を引き剥がした。

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ルナ(自称天才☆)(プロフ) - わかりました!みてみますね! (2022年8月20日 14時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ(自称天才☆)さん» 一応続編で夏目くん書いてみましたがご覧になられましたか?でしたら感想とか改善点をお願いします。夏目くんストーリーで見たことないので口調が…。ご協力お願いします (2022年8月19日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - は〜い!ありがとございます! (2022年8月18日 21時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ(自称天才☆)さん» リクエストありがとうございます!まだ出てないですね!ごめんなさい!続編で出させていただきます!また何かあったらどんどんリクエストなどください! (2022年8月18日 8時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - こちらこそありがとうございます!リクエストなんですけど、出てたかわかんないですけど...なんかとりあえず推しが夏目なのでswitchとの交流が見たいです!よければよろしくお願いします!長文失礼しました〜 (2022年8月18日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:匿名F | 作成日時:2022年8月2日 14時

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