10話【記憶がぬりかえられた時】 ページ11
目が覚めると、そこは知らな施設。
私はやっとの事で声を出した。
貴「ここは・・・どこ・・・?・・・・私は・・・誰・・・?」
すると近くで・・・
?「A?A!良かったぁ〜」
A?誰の事?
私の事かな?私の名前は・・・
貴「Aって、誰?私?」
?「そうよ!私は貴方のお母さん、分かる?」
?「お母さん、この子は記憶が無いんですよ?」
?「先生!でもこの子は今、自分の名前を・・・」
?「回復がそんなに早いお子さんではありません!」
?「何でですか!先生っ!!」
貴「おかあ・・・さん・・・?せん・・・せい・・・?」
?「そうよ!お母さんよ!A?分かるわよね?」
貴「先生って・・・お母さん・・・?Aは・・・誰・・・?」
?「お母さん、この子は今完全に混乱しています。」
?「そんなっ!」
?「残念ながら、回復には結構時間が・・・」
?「そんなっ・・・そんなっ・・・」
意味が分からない。
お母さんって誰?先生って何?
私は・・・誰?
Aって先生?
私の頭の中は色んな事が回転しているようだった。
変な結びつきも起こった。
先生はAだったり、私はお母さんだったり・・・
もう自分でも・・・わけが分からない。
これが・・・私の新しい記憶の始まり。
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あかり - ヤバイです!めっちゃ良いです! (2020年11月5日 18時) (レス) id: 21f4d11231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンリ x他1人 | 作成日時:2015年9月24日 17時