私がこの学院を変えてやるよ２

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（貴方）side

次の曲は弱さを隠して嘘をつくだ。

零「ある日、俺は嘘をついた｣

「それは自分自身の弱さを隠す嘘だった｣

夏目「自分を守る為に嘘を何回もついた｣

「大切な人にも自分を偽って偽の自分を見せた｣

夏目「それが悪いことなの？｣

零「傷つくのが怖いんだ。俺は何度も傷ついた。｣

「傷ついて泣いて強くなるなんて嘘だよ。ただ傷が深くなっていくだけ｣

零「癒えることはない｣

「1度ついた傷は深く｣

夏目「俺は苦しめる。眠る度、昔を思い出して｣

「1人暗闇で咲く｣

夏目「泣いても泣いても｣

零「闇に包まれた明日が来て。また偽る｣

「どんなに反対されたっていい。だって傷は今も痛むだ｣

零「傷つけたのは世界の人々だ｣

夏目「10人10色。人それぞれの個性を認め合うなんて人は出来っこないよ｣

「人は比べる為に生きてるんだ。だから、俺みたいな嘘つきが生まれるんだよ｣

rainbow star「弱さを隠して何が悪い？闇は俺に教えてくれた。自分を守るためには嘘が必要だと。人は皆完璧を求める。だから完璧になってやってるんだよ。嘘で。なら、感謝しろ俺に｣

お兄ちゃんと目があった

その目は少し潤んでいて

まるで同情してるかのようで

他の皆を見てもそうだ

今の自分を同情されてるようで

哀れな目で見られそうで

私の嘘は自分も傷つける

昔の自分に戻りたい

だけど戻れやしない

過去がそれを阻止するから

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