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「…Aさん…」




「す、好き、です」




「…」




「…あなたが、




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あなたのことが、たぶん、




好きなんです…!」




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緊張で死にそうだった。




告白なんて初めてだった…




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「…Aさん」




「っな、何」




「顔、見せて…?」




「!や、やです!!」




「なんで?」




「だ、だって、私「顔が真っ赤だからですかィ?」




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こ、この人は…!




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「とにかく嫌なものは嫌です!」




「なんででさァ



俺のこと好きなくせに」




「す、好き、ですけど」




「見せな、顔」




体が少し離れて、



頬に手が置かれる




.




私はやっぱり俯き気味で



沖田さんはじっと私を上から見つめてきて




.




私の頬が熱いことくらい



沖田さんの手の冷たさで



嫌なくらいわかった




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「可愛い…」




「…っう、うるさいです!」




「キスしていいですかィ」




「!みんながいるんですから!」




「ちょっとだけでィ」




「だ、ダメなものは、だm「うるせェ」




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無理やり迫ってくる沖田さんに抵抗できず



そのままキスされる




.




息ができず苦しくもがくと



少しだけ唇が離れて



息をする時間ができるが



すぐにまた塞がれてしまって



苦しみがつづく




.





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だけど、



何故だろう…




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こんな時間がずっと続けばいいのにって。




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そう思ってしまう私は



本当にバカだ。




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「…部屋行きやす?」




「行きません!!!」




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そこだけはしっかりお断り。




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41.可愛かった→←39.すき



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作者名:毒りんごちゃん | 作成日時:2017年3月27日 9時

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