気づいたらあんスタの世界にいた女子が夢ノ咲学園で奮闘(？)するお話 (ページ15)

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百四話ページ15

廊下で急いで小走りになってたら前見てなくて、やけに身長が大きい人とぶつかった。

私ぶつかる率高くない？？

とりあえず、その人はめっちゃ(たぶん筋肉すごいと思う)大きい人だったので、私は思いっきり吹っ飛ばされた。

「いてっ」

尻もちをついて地味に痛い。

「おっと……すまないなあ、大丈夫かあ？」

「大丈夫っす………」

どっこいしょっと立ち上がる。

あ、この人って………

「ママッ………いえいえいえいえっっ、なんでもありません！！！」

「？ママ？」

「口が滑っただけです、はい！なんでもありません！」

「いや、構わないぞお！俺はみんなのママだからなあ！ところで、どこで「ママ」を知ったんだ？」

「確か、マミー……お母さんが言ってました」

嘘です、夏樹が言ってました。

「…………そうなんだなあ」

「でっ、では、失礼します！マジですみませんでしたぁっ！！」

ガバァッと90度(これめっちゃ自信ある)に頭を下げて、急いで、走ってその場を離れた。