九十一話 ページ48
「みかちゃん、その子誰なの？」
「あ、マド姉ェ」
「え、マド？？ん？？人形が……しゃべっ、しゃべった…！？」
「ああ、これはお師さんが「ノンッ！！」
………とにかく、マド姉ェはマド姉ェってことなんよ」
「いまいち意味がわからないが……マドさんはマドさんってことだな」
「え？マドさん？」
「だって、名前知らないから、みかくんが言ってた「マド姉ェ」から抜き出させていただいた」
「お師さんはマドモワゼルって呼んどるよ」
「ふーん。たぶんもう会わないだろうけど、今はマドさんって呼ばせてもらいますね、マドさん」
「ええ、そういえば、貴女の名前は？」
「田中Aです」
「Aちゃんね。何年？」
「二年っす」
「へぇ、クラスは？」
「みかくんと同じ2のBです」
「じゃあ、何部？」
「無所属です」
「委員会は？」
「入ってないです」
え、いや、マジで人形が喋ってる。
なに、人形の中にAIでも入れてる？？
そして、怒涛の質問攻めぇ。
「ちょ、マド姉ェ、それぐらいにしといたら………Aちゃん目死んでんで」
「え、マジで？」
自分で自分の目を触る。
よくわからないけど目死んでたんだろうな(白目)
「よくわからないけど目死んでたん………っていうかいつのまにこんなに時間経ってた？？」
「あ、ほんまや。時間経つの早いなぁ。
おれはまだここおるし。また明日な、Aちゃん」
「うん、また明日」
ひらひらと手を振って私は手芸部の部室を出た。
結局何だったんだろう……あっという間に時だけが過ぎたけど。
眼鏡さん(？)にも名前を聞き忘れたし。
あとマドさん。マドさんにはいろいろ聞かれただけで、私は何も聞けなかったし。
斎宮先輩？って人はひたすら腕を動かしていたし。
結論:手芸部、謎…………
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サリー - 氷雨さん» コメントありがとうございます！夢主はサバサバ系が良かったんですよね！ (8月4日 20時) (
レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - すずさん» ありがとうございます！夢主を気に入ってくれて幸いです！ (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 夢主ちゃんファミリーほのぼのしてる…(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜ (2023年1月14日 4時) (レス) @page38 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 更新するたび愛読させて頂いております！夢主ちゃんがサバサバしてるのが好き！！可愛い！！こういう夢主ちゃんとかすっごい好きです！更新、応援しております！(｀･ω･´)ゞ敬礼っ (2023年1月8日 3時) (レス) @page35 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します！今日初めて読んだのですがTheヒロインって感じではなく好印象を持てる夢主で内容もとても面白いです！更新待ってます。頑張って下さい！ (2022年11月28日 23時) (レス) @page17 id: 8521b092ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年11月6日 13時
