心の乱れ ページ23
A「はぁ… いつも寝てて授業も受けずに、寝てばっかりで何考えてるか分からない変な人「それって褒めてないんじゃ…」でも、ステージに立った時とかプロデュースしてる時はアイドルとして誰にも負けないようなパフォーマンスしてるし、輝いてる。それに他のアイドルにはない力が貴方にはある……どう。これで気が済んだ?」
凛月「…………」
何も反応しない。と思って凛月の方を見ると、徐々に凛月の顔が真っ赤になって言った。
A「え、は……?なんで顔赤くなってるの…?」
凛月「み、見るな……」
と言って布団を被ってしまったら。
はぁ〜わけわかんない……
A「じゃあそろそろ私もプロデュースに戻るのできちんと休んでください。」
と言って立ち上がろうとしたら
パシっ
凛月「待って…もう少しここにいて」
と、手をギュッと握って言ってきた。
ほんとにこの人は何を考えているのやら。
A「はぁ…。分かった。」
と言ってもう1回座る。
凛月「Aってさ、俺の事嫌いでしょ?」
は?何唐突に
凛月「だっていっつもため息ついて話してくるし。それにいつも面倒くさそうに俺と話してる感じするし」
A「いや別にそういう訳じゃ……」
凛月「いいよ、気を使わなくて、今回の合宿でA
の負担を減らすために計画したのに。俺こんなんだし……やっぱり俺ってダメなのかなぁ…」
と、弱気を吐く凛月になぜかイラッときた。
A「はぁ!?そんなわけないでしょ!なんでも勝手に決めないで!」
凛月「え……?」
A「嫌いだったら話さないし、近ずかない!、それに……それに…」
ガラガラ
真緒「凛月大丈夫か!?ってAいたのか?…顔色悪いけど大丈夫か?」
A「えぇ……大丈夫。じゃあ私プロデュースに戻るので」
と、逃げるように立ち去った。あんなに大声をあげたのは久しぶりだった。真緒が来てくれたおかげで余計な事を言わなくてすんだ。
(はぁ…いつまであの事引っ張ってるんだろう……)
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猫愛りあ - この話好きです!続き楽しみにしてます! (12月15日 22時) (レス) @page30 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛華 | 作成日時:2020年6月8日 21時